高機能なデフラグソフト「MyDefrag」で、ディスクを安全に最適化!

デフラグとは、ディスクやフラッシュメモリ内のデータがあちこちに散乱した状態(断片化状態)を解消するための操作のことを言います。詳しくはこちらの記事で解説しています。

断片化したデータを読み込むと、パソコンは関連したデータを探しに行かなくてはいけないため、読み込み速度が下がります。これを解消するには、データを連続した状態に整理しなくてはいけません。これがデフラグという作業で、Windowsも標準でデフラグを行うソフトが付いています。

しかし、Windows標準のものだと性能がいまいちで細かい整理ができません。そんなときはこの「MyDefrag」を使いましょう。

MyDefragMyDefrag


MyDefrag

開発者サイト(Jeroen Kessels)
http://www.mydefrag.com/

開発者サイトからダウンロード
http://www.mydefrag.com/Manual-DownloadAndInstall.html

k本的に無料ソフト・フリーソフト からダウンロード
http://www.gigafree.net/system/defrag/mydefrag.html

対応OS

Windows 2000, 2003, XP, Vista, 2008,7(Windows Vista&7の64bit版でも正しく動作しました)

特徴
  • Windows標準のデフラグソフトよりも高機能です
  • 他のデフラグソフトより高速にデフラグを完了できます。
  • WindowsのAPIを使用しているので安全にデフラグ&最適化できます。
  • 操作も難しくありません。クリックのみでデフラグが実行できます。
  • 弄れる人は、スクリプトコードの改造で自分の利用環境に最適なデフラグを実行できます。

インストール

セットアップファイル

  1. ダウンロード先でセットアップファイル(「MyDefrag-○.exe」:○はバージョン)をダウンロードします。ダウンロードできたらクリックして起動します。

  2. インストーラーが起動します。標準で日本語に対応しているので「日本語」にして「OK」をクリックします。

    言語の選択

  3. セットアップウィザードの開始画面がでます。標準的なインストーラーなので、ここから先はすべて「次へ」を押していけば大丈夫です。

    セットアップウィザードの開始


日本語化

MyDefragは標準で英語表記ですが、日本語化も可能です。これによりメニューなどがすべて日本語化されます。
日本語化する場合は、以下の各メニュー解説は読まなくてもいいかもしれません。

ブログ内リンク:高機能デフラグソフト「MyDefrag」の日本語化方法

機能

MyDefragを管理者権限で実行してください。ファイルを動かしやすくなり、デフラグの効果が上がります。実行ファイル(.exe)、あるいはショートカットアイコンを右クリックして、表示される「管理者として実行」を選択すると管理者権限で実行できます。

管理者権限で実行

実行すると以下の様な画面が出ます。

MyDefrag

左上の「Select a script」欄で実行したい処理を選択します。処理を適用するドライブは下の「Select 1 or more disks」欄でチェックを入れることで指定できます。

Analyze only

断片化状況の分析のみを行います。断片化状況の解析は、ディスクごとに行われます。1つのドライブの解析が終了すると一時停止します。複数のドライブを指定していた場合、そのあとメニューバーの 「実行」→「Continue (続行) 」で次のドライブに移ります。また「表示」→「統計」で、現在のフラグメント状態を数値化し表示します。

Consolidate free space

デフラグを実行します。ファイルをディスクの先頭へ移動させた後、最後に空き領域を連続化するデフラグを行います。

Data Disk Daily

データディスク(システムディスク以外のディスク)をデフラグ&最適化します。高速でデフラグできますが、その代わり不完全なデフラグとなります。

Data Disk Weekly

データディスクをデフラグ&最適化します。Dailyよりしっかり最適化しますが、デフラグの速度は中速となります。

Data Disk Monthly

データディスクをデフラグ&最適化します。デフラグ速度はとても低速になりますが、確実にデフラグを完了させます。また、ファイルを名前順にソート(一定の規則に従って並べること)する作業も行います。これにより、ファイルへのアクセス速度が向上します。

Defragment only

デフラグのみを実行します。最適化を行わないので、ディスク上のギャップ(隙間)は解消されません。よって、そのギャップに新たにデータが書き込まれると断片化を起こします。作者によると、デフラグするだけというのは「最悪のアイディア」らしいのでお勧めはしません。

Flash memory disks

断片化したファイルをデフラグした後、空き領域を連続化します。フラッシュ形式の記録媒体(USBメモリやSDカード、SSDなど)に最適化された処理を行います。

System Disk Daily

システムディスク(通常Cドライブ)をデフラグ&最適化します。高速でデフラグできますが、その代わり不完全なデフラグとなります。

System Disk Weekly

システムディスクをデフラグ&最適化します。Dailyよりはしっかり最適化しますが、デフラグの速度は中速となります。

System Disk Monthly

システムディスクをデフラグ&最適化します。デフラグ速度はとても低速になりますが、しっかりデフラグを完了させます。また、ファイルを名前順にソートする作業も行います。

MyDefragの使い方

一度完全なデフラグと最適化をする「Monthly」を行い、日々のメンテナンスとしてHDDへの負荷が抑えられている「Daily」関連や「Weekly」関連を行うと断片化を抑えることができます。ただし、断片化の激しいHDDでは非常に長い時間がかかってしまうので注意してください。長い場合は6時間以上かかります。

1週間に一度「Data Disk Weekly」のみを利用しつづける手もあります。

【注意】SSDのデフラグは頻繁に行うと危険

SSDは、データの記録方法がフラッシュメモリと同じなので書き込み回数の上限があります。なので、頻繁にデフラグを行うとすぐに寿命が来てしまう可能性があります。

SSD自体が断片化に強い性質を持っているので、SSDを利用している人は使い込んでいたとしても一ヶ月に一回のデフラグに留めましょう。

画面の見方 と デフラグの効果

画面

  • 黄色:断片化している領域
  • :空き領域
  • 水色:デフラグが不要な領域
  • :システムファイル
  • :最適化された領域
  • 紺色:MFT領域(NTFS予約領域)

「Analyze only」を行なって 黄色=断片化している領域が多い と感じたらデフラグを実行しましょう。

デフラグの効果

デフラグ前の状況

▲デフラグ前の状況です。画像は私のSDカードで、実験用として用意しました。SDカードなので「Flash memory disks」を選ぶのがいいのですが、HDDと考えて「Data Disk Monthly」を実行します。

デフラグの情報

▲デフラグや最適化の段階、完了率、移動先や容量、ファイル名などが上部と下部に表示されます。100%になるまで待ちましょう。

デフラグ完了後

▲最適化された領域(緑)がびっしり隙間無く埋まりました。赤くなっているシステムファイルは動かせないのでそれはどうしても残ってしまいますが、データが連続している領域が増えたためアクセス速度が速くなるでしょう。

実際、起動ドライブ(Cドライブ)をデフラグした結果、私のパソコンではWindows起動時間(ログイン画面まで)で1分37秒かかったものが1分24秒にまで短くなりました。かなりの効果があると思います。

デフラグを実行する前に

折角時間をかけて整理するんですから、ゴミ箱の中を空にしたりインターネットキャッシュを消去したり、ゴミとなるデータは消去してからデフラグを実行しましょう。

より短時間でデフラグを行いたい場合は、セキュリティ対策ソフトを終了させてからデフラグを行いましょう。セキュリティ対策ソフトによる妨害を阻止できます。
手順は、まずセキュリティ対策ソフトを起動しスキャン、マルウェアが検出されなかったらインターネットとの接続を切ったあとセキュリティ対策ソフトを終了させてください。ネットと切断することでウイルスなどの侵入を防ぎます。


スケジュールを設定する

MyDefragはデフラグのスケジュールを設定することができます。

本来ならここで解説するのが理想なのですが、手順が多すぎるので他のサイト様に託します。
このサイトでも別の記事としていつか書きたいと思います。

知らない間に毎日デフラグ、MyDefragで自動デフラグさせる方法 - アプリのとっかかり
http://ambershade.blog52.fc2.com/blog-entry-26.html

スクリプトを改造する(中級者以上の人向け)

インストール先(デフォルトで「C:\Program Files\MyDefrag v○.○.○\」)にある「Scripts」フォルダにスクリプトコードがあります。

これを編集することでMyDefragの動作をコントロールすることができるようになります。ある程度コードが読める、あるいは弄れる人はMyDefragを自分のパソコン環境に最適な動作をするよう書き換えてみると効率が上がるかもしれません。(容量が大きすぎるファイルや、すぐに消すようなファイルを除外したりできます)

スクリプトの中身

拡張子もしくはフォルダごとにデフラグ対象から外す

「○○○.MyD」の拡張子を「○○○.txt」などのようにテキストエディタで開けるような拡張子に変えます。

コードが読み込めるようになるので、コード中の「FileSelect」となっている箇所の下に「not(」と書きます。
因みに「not(」でなく「all」にすると全ファイルが対象になります。

コード

「 or DirectoryName("フォルダ名") 」 と書くとそのフォルダはデフラグ対象外になります。ただし、日本語名だとうまくいかない可能性があります。注意してください。

「 or FileName("*拡張子") 」 と書くとその拡張子が付けられているファイルはデフラグ対象外になります。

デフラグをかけるドライブ、ボリュームを指定する

普段はGUIによる操作で指定できます。ドライブ、ボリュームを指定するのが役に立つのは、タスクスケジューラーに登録する「AutomaticDaily.MyD」などの改変でしょう。

複数のドライブをスケジュールしたい場合は、スクリプト内の「CommandlineVolumes()」の下に「 and name ("○:") || name("○:") 」と書き加えます。○はドライブ名です( c や d など)。

コード

ソートの方法を変更する

コード中の「FileActions」の次の行で、インストール先にある「Example Scripts」フォルダ内のファイルを指定することができます。これにより、データのソート方法を変更することができます。

もちろん「Example Scripts」フォルダ内のファイルのコードも書き換えることができます。単にファイルを並び替えたい場合は、コードを書き換えドライブを指定し、単発で実行してみるとよいでしょう。

コード

  • SortByCreationTime
    全ファイルと全ディレクトリを作成日時順に並び替えます。

  • SortByLastAccess
    全ファイルと全ディレクトリを最終アクセス日時順に並び替えます。

  • SortByLastChange
    全ファイルと全ディレクトリを最終更新日時順に並び替えます。

  • SortByName
    全ファイルと全ディレクトリを名前順に並び替えます。

  • SortBySize
    全ファイルと全ディレクトリをファイルサイズ順に並び替えます。

  • ForceTogether
    全ファイルと全ディレクトリをディスクの先頭に移動することでギャップを完全に無くします。

  • MoveToEndOfDisk
    全ファイルと全ディレクトリをハードディスクの外周に配置してアクセス速度を上げます。

以上3つの改造方法を紹介しましたが、他にも改造できる箇所はあるので気になる方は調べてみるとよいでしょう。

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