デフラグやスキャンディスクを最適な環境で実行「すっきり!! デフラグ」

断片化が起きてしまったHDDは、データの読み書きに時間がかかってしまい、パソコンのパフォーマンスが落ちてしまいます。それを解消し、パフォーマンスを劇的に改善するのが「デフラグ」という作業です。詳しくは以下の記事で解説しています。

第18回 Windowsのメンテナンス その2 ~デフラグを実行する~

しかし、このデフラグという作業、とてつもなく時間がかかってしまうのが欠点です。パソコンの性能がいまいちだったり、保存されているデータ量が多ければ6時間以上かかってしまうことも珍しくありません。

そのデフラグ作業をできるだけ早く終わらせるため、バックグラウンド(ひっそり起動している)でソフトが動いていない環境の中、他のソフトに邪魔されずデフラグを実行するソフトが「すっきり!! デフラグ」というフリーソフトです。
すっきり!! デフラグ


すっきり!! デフラグ

すっきり!! デフラグ ver.4 - 開発者サイト

ベクターからダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se162092.html

窓の杜からダウンロード
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/defrag/sukkiridfrg.html

対応OS

Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7(日本語, 32bit/64bit)

HDDに書き込むようなソフトが起動しているとデフラグの効率が下がってしまうので、パソコンが起動した直後、つまりバックグラウンドで何もソフトが起動していない環境でデフラグを実行します。(バックグラウンドサービスやスタートアッププログラムなどの常駐プログラムの起動前)
デフラグの他に、キャッシュファイルなどの消去を行ったり、HDDのエラーチェックを行い修復する「チェックディスク」という機能を同時に使うことができます。

デフラグやスキャンディスク終了時には、自動的にパソコンをシャットダウンする設定にすることができます。夜中、寝ている時に実行すれば無駄に時間を浪費することもなくなるでしょう。

因みに、すっきり!! デフラグというソフトは独自のデフラグエンジンを積んでいません。実際にデフラグするのはWindows標準のデフラグソフトです。なので、すっきり!! デフラグは正確にいうとデフラグソフトではなくて「デフラグ支援ソフト」ということになります。

知識が無くても大丈夫 「ウィザードモード」

デフラグなんてやったことないという人も心配いりません。ウィザードモードでは、ボタンの意味や推奨設定などを対話式で詳しく、かつ簡単に解説しながら設定を進めてくれるので、全く知識がない人でも扱うことができます。「ウィザードモードの解説文を変更」を選択すると、超初心者向けの解説にもしてくれます。

超初心者向け


▲このようにひとつひとつ項目を確認しながら設定するので失敗することも少なくなるでしょう。

できる人は「ノーマルモード」で細かく設定。コマンドラインによる実行も可能!

デフラグについて知識があるのであれば、「ノーマルモード」にすることですっきり!! デフラグの全機能を利用することができます。細かく動作を指定したい場合はノーマルモードを選びましょう。

ノーマルモード

デフラグの設定
▲デフラグの設定。カスタムでは、指定したコマンドラインでデフラグを実行可能。
理解できる人は別のデフラグソフトを自動実行してみてはどうでしょうか。再起動後、シェル実行前にソフトが起動できます。

自動ログイン設定
▲自動ログイン設定。再起動からデフラグ終了まですべて自動で行いたい場合はここで「ユーザー名」と「パスワード」を設定しましょう。ただし、パスワードを間違えるとWindowsが起動しなくなる恐れがあるので注意してください。

すっきり実行前後の設定
▲すっきり実行前後で任意のコマンドラインを実行させることができます。上級ユーザー向けです。

利用時の注意

すっきり!! デフラグは、お使いのパソコンの環境に強く依存するようです。機能がすべてうまく動かなかったり、最悪パソコンが起動しなくなったりする事態が発生する可能性があります。(公式サイトでは10000人のうち1人くらいの頻度で何かしらの不具合があるそうです)

また、デフラグはHDDへ頻繁にアクセスするので非常に負荷がかかります。熱も大量に発生するので夏場のデフラグはできるだけ控えてください。破損の原因になります。頻繁にデフラグを実行するのも危険です。
最近のHDDは性能がいいのでデフラグを実行しても劇的なパフォーマンスの改善にはならないことが多いです。デフラグは数ヶ月に一回程度でよろしいかと思います。

不安な人は、事前に大事なデータを退避(バックアップ)させてからこのソフトを利用したほうがよいでしょう。事前に開発者サイトへ行ってサポートの記事を見てみることをお勧めします。

もし、何か不具合があったとしてもフリーソフトの利用は原則自己責任なので、不具合の報告をするならまだしも開発者へ執拗な攻撃をしかけるのはやめましょう。

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