IPv4の枯渇も間近、IANAの未割り当てのIPv4アドレスブロックが残り5つ

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
記事の時点について

この記事は2011年2月当時のIPv4中央在庫枯渇に関するニュースを、現在の状況が分かるよう一部補足したものです。

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC:Japan Network Information Center)は2月1日、世界のIPアドレスを管理するIANA(Internet Assigned Numbers Authority)から未割り当てのIPv4アドレスブロックのうち2つが分配され、残り5ブロックになったことを発表しました。

JPNIC
【速報】IANAからAPNICへ、二つの/8ブロックが割り振られました – JPNIC

IPアドレスとは、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューターや通信機器1台1台に割り振られた識別番号のことです。詳しくは私のサイト内でも解説しています。

あわせて読みたい
第13回 インターネットとその関連知識 もう無くてはならないほど普及した「インターネット」。とても便利なインターネットですが、中々仕組みを知っている方は少ないかと思います。この記事ではインターネットとパソコンをより使いこなすために基礎的な用語や簡単な仕組みを解説していきます。

IANAは、ICANNが運用するインターネット資源の管理・調整機能です。

このIANAから、アジア太平洋地域の地域インターネットレジストリ (RIR: Regional Internet Registry)であるAPNICに対し、2つの/8ブロック(一つの/8ブロックは、 約1,678万アドレス)が分配されたことを発表しました。

これにより、当時のIPv4アドレス中央在庫は残り5ブロックとなりました。その後、2011年2月に各RIRへ最後のブロックが分配され、IANAの未割り当て中央在庫は枯渇しました。

中央在庫枯渇後も各RIRではIPv4アドレスの分配を継続していきますが、今の割り当て速度を考えるとアジア・太平洋地域は2011年後半に在庫が枯渇すると予測されているようです。

この現状に対してJPNICは、関連各社に対してIPv4アドレス新規分配を受けられなくなることを前提とした準備と対応をお願いしています。

その後はIPv4とIPv6を併用しながら、IPv6への移行が進められています。

IPv6

IPv6【Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン 6)】はIPv4に代わるIPアドレスのバージョンです。

IPv6の利点はいくつか挙げられますが、一番の利点はアドレスの枯渇を心配しなくていいことです。
128bit=16byte で管理されているので2の128乗個のアドレスが利用可能となっています。この数は「その辺の石ころにも個別に割り当てることができる」くらい大きな数らしいです。(Wikipediaより)

つまり、実質枯渇の心配がないそうです。

その他にもルーターの負荷を軽減させたり、経路選択の機能もいくつか改善されています。

しかし、欠点ももちろん存在して、IPv4との互換性がないためルータの取り替え、ソフトウェアの開発と普及・導入などを行わなくていけないので、資金が必要となってきます。

記事執筆当時は対応機器やサービスが少なく、導入上の課題が多く残っていました。現在は多くのOS、通信事業者、ウェブサービスがIPv6に対応しています。

IPv4との直接的な互換性はないため、現在もデュアルスタックや変換技術などを利用して段階的に移行しています。

目次

参考URL

【速報】IANAからAPNICへ、二つの/8ブロックが割り振られました – JPNIC

APNICによるアナウンス「Two /8s allocated to APNIC from IANA」(英語) (リンク切れ)- APNIC

IPv4アドレスの中央在庫が残り5ブロックに、近日中に分配終了の見通し – INTERNET Watch

IPv4アドレス、いよいよ枯渇……最後の/8ブロックが分配完了へ – RBB TODAY

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

長野県在住。化学系の学科へ在学後、現在は植物の生産を仕事にしています。このブログは趣味と実益を兼ねて、仕事の合間に書いています。農家ではありますが、ECサイトの管理なども業務として行っています。

最近はカメラにも興味がでてきました。商材写真の撮影なども勉強したいところです。カメラ系の記事も書くかもしれません。

目次