第14回 様々なWebブラウザとその特徴

Webページを閲覧するのに必要な「Webブラウザ」、実はWindowsに標準でインストールされている「Internet Explorer」以外にも様々な企業がブラウザの開発を行っています。それぞれのブラウザには特徴があり、ユーザーの多種多様な要望に応えてくれています。

しかも、これらWebブラウザはほとんど無料で公開されています。折角無料で利用できるのですからこの記事を機にご自分で色んなブラウザをインストールして一番使いやすいと感じるものを選んでみましょう。

ブラウザひとつでインターネットの巡回がものすごく快適になるはずですよ。

※2011年9月9日 改訂


Webブラウザとは

3回目の講座でも書きましたが改めて「Webブラウザ」解説について解説したいと思います。

Webブラウザ

Webブラウザ(インターネットブラウザ、WWWブラウザ)とは、World Wide Webに存在するWebページを閲覧するためのアプリケーションソフトです。Webページにある文章・動画・音声・画像などのコンテンツを読み込む為に必要なもので、インターネットを利用する人であれば必須のソフトです。

Webブラウザはマイクロソフトが開発している「Internet Explorer」だけでなく、様々な企業がそれぞれ独自にブラウザの開発を行い、競争をしています。

このおかげで、私たちは自分の使いやすいブラウザを選ぶことができるようになり、またユーザーの様々なニーズにも応えられるようになっています。

Internet Explorer

Internet Explorer【略称:IE】は、マイクロソフトが開発を行っているWebブラウザ で、Windowsに標準でインストールされています。パソコンを利用したことがある人はほとんどの人が利用したことがあるでしょう。

Internet ExplorerのアイコンInternet Explorer

IEはWindowsを開発しているマイクロソフトが開発しているブラウザなので、最新バージョンはWindows Updateで入手することもできます。2010年8月8日現在、2011年9月9日現在最新のバージョンは「Internet Explorer 9」です。

IEはWindowsパソコンであれば必ずインストールされているので、ほとんどのWebサイトがその表示に対応しています。IEでブラウジング(ブラウザを利用し情報を閲覧すること)するのであれば、サイトのレイアウトが極端に崩れることはないでしょう。また、ほとんどのWebページでコンテンツを正しく読み込めるはずです。

ただし、バージョンがInternet Explorer 6以前となると、あまりにも古すぎるので対応していないWebサイトがあり、レイアウトが崩れてしまい非常に見にくくなってしまいます。

IEは現在シェアNo1を誇っているので、他のブラウザと比べてネットからの攻撃の対象となりやすいブラウザです。なので、特に理由がなければ最新のIEを利用してください。また、IEの既存の脆弱性はWindows Updateで修正することができます。

ただし、XPをお使いの方はInternet Explorer 8で頭打ち、つまりInternet Explorer 9にアップグレードすることができないので注意してください。

マイクロソフト Internet Explorer 8

マイクロソフト Internet Explorer 9

Mozilla Firefox

IEの次に利用者が多いのがMozillaが開発を行っている『Firefox』です。

FirefoxのアイコンMozilla Firefox

Firefoxの最大の特徴はカスタマイズ性が非常に高いことです。
ブラウザに様々な機能を追加し、拡張させるプログラムを『アドオン』といいます。Firefox向けのアドオンは他のブラウザのアドオンより圧倒的に多く、また少し高度になりますがブラウザのシステムまで弄ることも可能です。

アドオンには、カレンダーや地図を表示させたり、ブラウザのテーマを変更したり、Webページにある画像を全部ダウンロードしたりと多種多少なアドオンがあります。このアドオンを導入することでブラウザを自分好みのものにカスタマイズすることが可能です。操作も難しいものではなく、アドオンを公開しているサイトへ行ってダウンロードと適用を行えば簡単に導入することができます。

ブラウザにインストールされているアドオンを確認したり、更新状況を見たいときはブラウザのメニューバー(ブラウザ上部のメニュー)の「ツール」にある「アドオン」で確認できます。

アドオン

アドオン

▲「無効化」でアドオンの無効化、「消去」でアドオンの消去、「更新を確認」でアドオンが更新されているか確認します。

このアドオンはとても便利なものですが、「アドオンを多く入れすぎる」「ブラウザとの相性が悪い」と、「動作が遅くなる・不安定になる」「ブラウザがクラッシュする」などの症状がでるので導入はほどほどにしてください。

Mozilla Firefox Mozilla公式ダウンロードページ

Safari

『Safari』は、アップルが開発しているWebブラウザです。Mac OS X v10.3以降での、標準Webブラウザとなっています。他にもiPhone・iPod touch・iPadにはMac OS X用のSafariをカスタマイズしたものが標準でインストールされています。

iTunesをインストールしようとすると一緒にこのブラウザもインストールしようとしてくるので、iTunesを利用している方はすでにSafariはインストールされているかもしれません。

safariのアイコンsafari

Safariの特徴は色彩や文字の表示が綺麗であることです。アップルは製品を作るときデザインも重視する企業なので、ブラウザに表示される文字はIEなどで表示される文字より読みやすく整っています。目疲れを起こしにくいわけですね。

MacユーザーはWindowsのフォント(フォント名はメイリオ)が苦手だとよく聞きますが、このブラウザを利用してみればその言葉に納得のいく方は多いのではないでしょうか。

アップル独自の機能もいくつか搭載され、それらは全体的にシンプルな構造であるSafariに私たちが使いやすいよう配置されています。Webサイトの更新状況をパッと確認できる『RSS』という機能は他のブラウザと比べ非常に使いやすいものであると私は感じています。

他にも描画速度が他のブラウザと比べてそれなりに速いことも魅力のひとつです。大きなサイトに行くとどうしてもページを読み込むのに時間がかかるのですが、このブラウザならばストレスを感じることなく閲覧できるでしょう。ただし、ご自宅のネット回線が遅いといくら早いブラウザでも表示速度は遅くなります。

safariのアップデートは「Apple Software Update」というソフトが定期的に更新状況を確認し、アップデータがあればユーザーにお知らせしてくれます。これを利用すればアップル関連のソフト、例えばiTunesなども一緒にアップデートできます。

safari アップル公式ダウンロードページ

Google Chrome

Googleが開発を行っているWebブラウザは『Google Chrome』と呼ばれています。
2008年12月12日に正式版が公開された、比較的新しいWebブラウザです。

Google_ChromeのアイコンGoogle Chrome

Google Chromeの最大の特徴はとにかく動作が軽く、表示速度が速いことです。
パソコンの環境にもよりますが、私のパソコンではブラウザの起動に0.5秒くらいと本当に一瞬で起動しました。新しくタブを開いてWebページを読み込むときも驚異的な速さで表示してくれます。ストレスなんて感じたことありません。

また、Chromeには専用の検索ボックスがなく、代わりにURLを表示あるいは入力するブラウザ上部のアドレスバーから検索を行うことができます。もちろん、URLを入力すれば目的のサイトへ直接行くことができます。検索エンジンは任意に設定することができます。(他のブラウザでもアドレスバーによる検索は可能)

Chromeのアドレスバー

Google Chromeは、新しいバージョンが公開されると自動でアップデートを行い、常に最新のGoogle Chromeを利用できるように設計されています。

とにかく速いと評判で私も愛用しているWebブラウザですが、反面機能不足を感じます。
とてもシンプルと言ってもいいのですが、このブラウザはこうゆう便利な機能があるよ!というのは無いので物足りないと感じる人は多いと思います。

しかし、Firefoxと同じくGoogle Chromeにも拡張機能(Extension)というものがあるので、何か物足りないと感じた方はご自分で探してみてください。テーマの変更や、タスクのカスタマイズなどができるようになります。

Google Chrome Google公式ダウンロードページ

Opera

ノルウェーのソフトウェア開発会社、オペラ・ソフトウェアが開発を行っているWebブラウザが『Opera』です。

OperaのアイコンOpera

Operaは、Google Chromeほどではないですがかなり動作が軽く、表示が速いブラウザです。古いパソコンでもしっかり動いてくれるはずです。標準で多くの機能を搭載し、中々バランスのよい設計となっています。RSS機能も標準で利用できます。

全体の構造もシンプルで、Webページを大きな画面で見ることができます。

Operaも機能を拡張することができます。しかし、Firefoxと異なり難解なコアファイル、JavaScriptに頼った拡張など少々難しいものとなっています。なので、拡張のしやすさではFirefoxやChromeに劣ってしまいます。

Opera Opera公式ダウンロードページ

この記事のまとめ

この記事では現在多くの人が利用している主要なWebブラウザを5つ紹介しました。しかし、すべてを紹介したわけでなく、この他にもまだ多くのブラウザが存在します。そして、それらブラウザは各々の特徴を持っています。

  • 数多くあるWebブラウザの特徴を見てみる。
  • 自分に合ったWebブラウザを選ぶことができる。

たかがブラウザ、されどブラウザ。これひとつ変えるだけでインターネットは劇的に使いやすく、ストレスの少ないものとなるでしょう。

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