第24回 インストール、アンインストールについて

今まで結構長い記事ばっか書いていたのでここでは少し短くなるような内容としました。長い文章だと疲れますよね。

今回の講座では、パソコンにプログラムを導入することを指す「インストール」、パソコンからプログラムを消去することを指す「アンインストール」について解説していきたいと思います。

今までの講座で何個かソフトウェアをインストールしました。講座の最初の方でもパソコンへ導入するという意味であることを言いましたが、パソコンに対してどういった動作が行われているのか詳しい解説はしませでした。

また、アンインストールについても詳しく説明していません。まずはフリーソフトを使って欲しかったからです。

しかし、これから多くのプログラムを導入するに当たって今までの知識だけでは問題があります。インストールの失敗や動作が不安定になったらアンインストールして再インストールをしなくてはなりませんし、これら操作によってパソコンがどういった動作をしているのかも理解しなくてはパソコンのパフォーマンスにも影響がでてきます。

そうならないためにも、今一度「インストール」と「アンインストール」について学んでおきましょう。


インストール

インストールとは、ソフトウェアやドライバなどの設定を行いながらパソコンへ導入することを指す用語です。
インストール方法はソフトごとに異なりますが、以下のふたつはほとんどのソフトウェアで共通しています。

  • インストール場所を決める。
    自動で決めることもある。標準ではCドライブの「Program Files」であることがほとんど。
  • 各種設定を行う。自動の場合もある。

いままでインストールしてきたソフトを思い出していただければよいかと思います。そこまで難しいことではありませんでしたよね。難しいと感じた場合でも解説サイトへ行けば詳しいインストール方法も載っています。

インストールって何をしているの?

では、インストールをするとパソコンはどういった動作をしているのでしょうか。

インストーラーが起動する

ネットからダウンロードしたソフトを実行すると、まずはインストールするための「インストーラー」が起動します。

ソフトウェアのインストールファイル(拡張子.exeや.msiなど)には、ソフト本体の他にインストールを支援する「インストーラー」が付属しています。ソフトが複雑になっていくにつれて設定項目が増えてしまったため、それを簡易化するために作られました。

Lhaplusのインストーラー
▲Lhaplusのインストーラー

このインストーラーでソフトの設定を行いながらインストールします。

インストール場所を決めてファイルをコピー

インストーラーでソフトのインストール場所を聞いてきます。標準ではほとんどがCドライブの「Program Files」かと思います。しかし、絶対ここでなくてはいけないわけではなく、ユーザーの好きな場所へインストール可能です。(CドライブのProgram Filesでないと動作しないものもあります。そのときは説明書などを読んでみてください。)

因みに私はDドライブに「Program Files Free」というフォルダを作ってそこにインストールしています。できるだけCドライブの容量は空けておきたいですし、データが入ってくると必然的に断片化(フラグメンテーション)してしまうので。Dドライブなら断片化してもパソコンのパフォーマンスにはほとんど影響しません。

インストール場所を決めてインストールすると、ソフトの起動に必要なファイルが展開されコピーされます。指定した場所以外にもファイルやフォルダが作成される場合があります。(例:iTunesは音楽を保存しておくためユーザーフォルダのミュージックにiTunesフォルダを作成します。)

インストール前インストール後

レジストリに書き込まれる

ここが一番大事です。よく覚えておいてください。

指定したインストール場所意外にも「レジストリ」という場所へソフトウェアの情報が書き込まれます。(すべてのソフトが書き込むわけではない)

この場所は通常見ることができず、レジストリエディタというソフトで見ることができます。

レジストリ

レジストリにはソフトウェアの設定、ユーザーパスワード、ライセンス、Windowsシステム、ドライバなどWindowsに関する様々な情報が格納されています。

詳しくは別のページにて解説しています。ソフトウェア情報の格納領域「レジストリ」について

インストーラーはここにもソフトの情報を書き込み、その利便性を高めています。ここに書き込まれているデータを消去、あるいは参照できない場合、ソフトは正常に動作することができません。

【重要】レジストリが参照できないとソフトは起動しない

インストーラーによってレジストリに書き込むソフトは、レジストリの情報がないと正常にソフトが起動しなくなります。

例えば、USBフラッシュメモリなどの外部記録メディアへインストールした場合、そのパソコンでなら正常に動作することができますが、別のパソコンへ挿して実行しようとしてもそのパソコンにはインストールしたソフトのレジストリ情報が無いため起動することができません。

しかし、すべてのすべてのソフトが書き込むわけではなく、例えば一部のポータブル版のソフトはこのレジストリに情報を書き込みません。そうすることによりUSBフラッシュメモリなどの記録メディアでソフトを持ち歩くことができるようになります。

インストーラーが存在しないプログラムのインストール

インストーラーが存在しないプログラムもあります。この場合は指定された場所へ指定されたデータをコピーすればインストール完了です。この場合も「インストール」という言葉を用います。

アンインストール

インストールしたソフトをパソコン上から消去することを「アンインストール」といいます。インストールしたソフトは正しくアンインストールしないとデータが完全に消去さえずパソコンのパフォーマンスに影響します。

なぜアンインストールの手順を踏まねばならないか

先ほど言ったとおりソフトはレジストリにも情報を書き込み、この場所は通常の操作で見ることができないからです。また、指定したインストール場所意外にもフォルダやファイルを作成するため、探し出す手間もかかります。

これらインストールした場所にあるデータ以外のデータも一手に消去するために、ソフトはアンインストーラーを付属させています。このアンインストーラーを起動することでインストールしたソフトに関連したデータを探し出してすべて消去することができます。

正しくアンインストールしないと不要なデータが残ってしまいます。結果、パソコンのパフォーマンスが落ちたり、ソフトの再インストールができなくなったりと不具合の原因になってしまいます。

以下、アンインストール方法をいくつか紹介します。

プログラムと機能からアンインストール

これは以前紹介しましたがもう一度確認します。「コントロールパネル」から「プログラムと機能」を選択して開いてください。

プログラムと機能

消去したいソフトを右クリックし「アンインストールと変更」を選択するとアンインストールできます。アンインストールをすると、パソコンの再起動を求められることがあります。そのときは指示に従ってパソコンの再起動を行いましょう。

通常はこの方法でアンインストールできます。推奨されたアンインストール方法です。

「uninstall.exe」を実行する

何らかの理由で「プログラムと機能」にソフト情報が書き込まれない場合があります。これでは以上の方法でアンインストールできません。

そのときは、インストールした場所まで行き「uninstall.exe」または「Uninst.exe」を実行してください。

Uninst.exe

この「uninstall.exe」または「Uninst.exe」があれば、これを実行することによりソフトのアンインストールが可能となります。(無い場合もあるので注意)

強制アンインストールソフトを利用する

何らかのエラーでアンインストールができない場合、強制アンインストールソフトを利用するとアンインストールできる場合があります。再インストールができなくなった場合も有効です。

「強制アンインストールソフト」で検索してみるといいでしょう。このサイトでもまた紹介します。

ポータブル版は基本通常の消去で大丈夫

ポータブル版のソフトはレジストリに情報を書き込まないものがあります。インストール作業すら行わないものもがほとんどです。なので基本は通常の削除法で問題有りません。ゴミ箱へぽっとしてください。ただし、すべてがレジストリを使わないというわけではにので注意。ポータブル版のアンインストール法はソフトの取扱説明書(Read Meなど)に書かれているのでよく読んでおきましょう。

この記事のまとめ

この講座では「インストール」と「アンインストール」について再度詳しく解説しました。

  • 「インストール」と「アンインストール」について正しく理解する。

このふたつの用語を理解していれば、これから多くのソフトを利用していったとしてもパソコンに大きな不具合を発生させることは少なくなります。また、エラーが起きてしまったとしても問題の理解がしやすく解決もご自分でできるようになるでしょう。

基本となる知識なのでぜひ覚えておいてください。

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