Google公式のWordPressプラグイン「Site Kit by Google」ですが、プラグインの自動アップデートすると英語表記になってしまうことがあります。
しかも、設定項目に言語に関するものがないため、どう日本語に戻して良いか分からない方も多いかと思います。
特段難しいことが書いてあるわけでもないので英語表記でもいいのですが、何かモヤッとしたところがありますので「Site Kit by Google」の再日本語化手順を調べてきました。このブログの記事としても残しておきたいと思います。
プラグインの再インストール
元も子もないのですが、プラグインの再インストールで直る”こと”もあるようです。
ただ、必ず直るというわけでもないようで、実際このブログでは直りませんでした。
一応、設定した内容は記憶されているようで(それも問題なような気がしますが)、再度インストールすれば接続ステータスが戻ります。ただし、Analyticsなどの計測コードを本プラグインで挿入していた場合は、一時的にプラグインがなくなることでその間の集計がされなくなりますのでご注意ください。
日本語化パックを手動でアップロード
手順は面倒ですが、確実な方法としてプラグインの言語パックを手動でインストールする方法があります。
プラグインの配布ページである「WordPress.org」にて各言語パックが入手できます。これをダウンロードしてサーバーに手動でアップロードする方法になります。
WordPressの「プラグイン」ページを開き、「Site Kit by Google」の「詳細を表示」を選択します。
プラグインの詳細画面が表示されたら、「WordPress.orgプラグインページ」を選択します。
「開発」タブを開き、「翻訳者のみなさん、~」となっているところの「翻訳者」のリンクをクリックします。
Googleロゴの下に「Contributors」という項目があるので開きます。すると「Language Packs」が表示されますので選択します。
「Language Packs」で様々な言語のパックがありますので、日本語パック(Japanese)を探してzipファイルをダウンロードしてください。
「google-site-kit-●-ja.zip」というファイルがダウンロードされますので展開します。この展開されたファイルをウェブサイトにアップロード、上書きすることで日本語化させます。
ここから言語パックをインストールします。
FTPソフトやサーバーのファイルマネージャーなどを利用してウェブサーバーへアクセスしてください。そして「wp-content/languages/plugins」ディレクトリを開きます。プラグインがインストールされている「wp-content/plugins」ではありませんので注意してください。
「google-site-kit-ja」から始まるファイル群がありますが、これらファイルを新たに入手したファイルへと置き換えます。
まずはファイル名が「google-site-kit-ja」から始まるファイルをすべて削除してください。「wp-content/languages/plugins」ディレクトリには他のプログラムの言語パックも入っていますので、他のファイルまで削除しないよう注意します。
間違って操作してもすぐに戻せるよう、「plugins」ディレクトリごとバックアップすることを推奨します。
削除が完了したら、先ほどダウンロード、展開した新しいファイルをすべてアップロードしてください。
WordPressに戻って「Site Kit by Google」のダッシュボードを開き、日本語に戻っていたら成功です。
まとめ
以上、「Site Kit by Google」の再日本語化手順を書いてみました。
「Site Kit by Google」を利用して数ヶ月、何度かアップデートがきていますが未だアップデートの度に英語表記になっていますので、正直なところバグのような気がしています。
英語表記だからといって困ることも特段無いのですが、インストール時には日本語だったものが突然英語表記になるのも何か違和感がありますので、もし気になる方はしばらくこの手順で直してみてください。
公式で修正されることを期待していますが、2022年4月末現在でも修正はされていないようですので、気長に待ちたいと思います。
参考
以下のウェブサイト様を参考にさせていただきました。
https://affilife.sainoa.com/archives/8690.html
https://yuko-no-kr9.com/wordpresssite-kit-by-google/
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