第14回 様々なウェブブラウザーを使ってみよう

インターネットに接続して、ウェブ上に存在するあらゆるデータを閲覧するためのソフトウェアを「ウェブブラウザー」と呼びます。

ここを閲覧してくださっている皆様も、必ず何かしらのウェブブラウザーでアクセスして表示しているものとかと思います。

ウェブページを閲覧するのに必要な「ウェブブラウザー」、実はWindowsに標準でインストールされている「Microsoft Edge」以外にも様々な企業がウェブブラウザーの開発を行っています。それぞれのブラウザーには特徴があり、ユーザーの多種多様な要望に応えてくれています。

しかも、これらウェブブラウザーはほとんど無料で公開されています。折角無料で利用できるのですから、ご自分で色んなブラウザーをインストールして一番使いやすいと感じるものを選んでみましょう。

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ウェブブラウザーとは

ウェブブラウザー【web browser】とは、インターネット上に存在するウェブサーバーに接続し、コンテンツを閲覧いたりリンクを辿ったりすることができるアプリケーションソフトです。ウェブページにある文章・動画・音声・画像などのコンテンツを読み込む為に必要なもので、インターネットを利用する人であれば必須のソフトウェアです。

ウェブブラウザーはマイクロソフトが開発している「Microsoft Edge」だけでなく、様々な企業がそれぞれ独自にブラウザーの開発を行い、競争をしています。

このおかげで、私たちは自分の使いやすいブラウザーを選ぶことができるようになり、またユーザーの様々なニーズにも応えられるようになっています。

※「ブラウザ」と表記することも多いですが、この記事では現在Windows内で表記されている「ブラウザ-」で統一しています。特に意味の違いはありません。

ウェブブラウザーを使ってウィキペディアに載っている情報を表示しています。

Internet Explorer (サポート終了間近)

Internet Explorerの画面。現在は「Microsoft Edge」が新しく開発されており、セキュリティ的にも古い設計となっているIEはサポートしないウェブサイトもでてきています。

Internet Explorer【略称:IE】は、マイクロソフトが開発を行っているウェブブラウザーで、現在はまだWindowsに標準でインストールされているパソコンも多いです。今までパソコンを利用したことがある人はほとんどの人が利用したことがあるでしょう。

Internet ExplorerはWindowsを開発しているマイクロソフトが開発しているブラウザですので、最新バージョンはWindows Updateや、以下の公式サイトで入手することもできます。また、Windows 10であれば最新の「Internet Explorer 11」がインストールされています。

ただし、現在は後継の「Microsoft Edge」に移行が進んでおり、Internet Explorerは近々サポート切れとなります。新しい Windows 10 のバージョンではIEが無くなり、Microsoft Edgeのみがインストールされている状況にもなっていますので、まだIEを利用している場合は、なるべく早めに Microsoft Edge または別のウェブブラウザーへの移行をおすすめいたします。

Microsoft Edge

IEに代わって現在Microsoftが開発している最新のウェブブラウザーです。

現在、Microsoftがサポートしている最新のウェブブラウザーが「Microsoft Edge (マイクロソフト エッジ)」になります。

Windows標準のウェブブラウザーなので、基本的にはどのウェブサイトでも表示をサポートしているのが最大の強みです。サイトのレイアウトが極端に崩れることも無く、多くの場合ででコンテンツを正しく読み込めるはずです。

ただ実は、ウェブブラウザーのコア部分となる「レンダリングエンジン」ですが、Microsoft Edgeは後述するGoogle開発のウェブブラウザー「Google Chrome」と同じ「Chromium(クロミウム)」ベースのエンジンを採用した「Chromium版Microsoft Edge」を正式採用しました。今は移行期ですが、徐々にChromium版Edgeが標準として置き換わっていきます。

これにより、実はエンジン部分が「Google Chrome」と同じとなったため、ウェブサイトの表示部分という点では差がほとんど無くなりました。Chrome用の拡張機能も使えるようになりましたし、動作速度も昔のように重くなりにくくなったようですので、利便性は向上したものかと思います。※以前のEdgeは「Edge Legacy(レガシー)」と呼ばれているようです。

ただ、もし会社用のパソコンであったりした場合は、業務用のソフトウェアが動くかどうかのテストが必要になるかもしませんので、そのような場合は一度会社に相談してみられるとよいでしょう。

URLが表示されているアドレスバーは検索もできる

そのほかのウェブブラウザーでも同じ動作をしますが、ウェブブラウザーの上部、URLが表示されている場所である「アドレスバー」に検索ワードを入れることで、そのまま検索が開始されます。一々GoogleやYahoo!などの検索ページに行かなくても検索ができて大変便利なので積極的に利用してみましょう。

上部のアドレスバーに検索ワードを入れることで、設定されている検索エンジンで検索できます。

Google Chrome

標準ブラウザーに次いで現在人気が高いウェブブラウザーです。

Googleが開発を行っているウェブブラウザーは「Google Chrome(グーグル クローム)」と呼ばれています。

記事執筆時点で最もシェア率が高いウェブブラウザーです。軽快な動作、ブラウザーに様々な機能を追加できる「拡張機能」が豊富、Googleアカウントと同期させることでスマートフォンなど他の端末と環境を同じにすることができたりなどが評価されているのかと思います。スマートフォンなどのAndroid端末にも対応しています。

拡張機能の数は膨大にあり、メモを追加するものから、ページを画像で保存するもの、開いたタブを保存して後から開き直すもの、デザインを変更するもの、セキュリティを強化するもの等など。「あったらいいな」という機能はほとんど網羅されていると思います。

今は自宅で仕事をすることも多くなってきているか思いますが、拡張機能のひとつとして「Chrome リモート デスクトップ」というものがあり、パソコンを遠隔操作できる拡張機能も存在しています。

拡張機能は無料で利用できるものも多いので、「こういった機能が欲しい」と思ったら一度調べてみると簡単に見つかるかもしれません。

※この拡張機能は、同じエンジンを搭載した「Chromium版Microsoft Edge」でも利用できるようになりました。

Mozilla Firefox

Chromeに並んで現在主流のブラウザーです。

Chromeに並んで人気なウェブブラウザーが、Mozillaが開発を行っている「Mozilla Firefox(モジラ ファイアーフォックス)」です。

FirefoxもChromeと同様、ブラウザーに様々な機能を追加できる「アドオン」という機能を搭載しています。こちらもChromeに負けず劣らずの数が揃っており、様々な機能を追加することができます。

エンジンは今まで紹介したブラウザーとは異なり「Geckoレンダリングエンジン」と呼ばれるものを搭載しています。性能はChromeと同等レベルながらメモリ使用量などがより抑えられており、特に低スペックがパソコンなどでも快適に利用できるとされています。

プライバシー保護にも力を入れており、そのための機能も多く搭載されています。また、Googleなどと異なりMozillaは非営利組織であるため、プログラムの設計図ともいえる「ソースコード」は全世界に公開(オープンソース)されています。このため、バグ等の発見や修正が比較的迅速に行われるというメリットもあります。

オープンソースであるため、Linuxなどサーバー用途でよく利用されるOSにも標準で組み込まれていることが多く、汎用性の高さも魅力です。

Safari

「Safari(サファリ)」は、Appleが開発しているウェブブラウザーです。MacやiPhoneなどの標準ウェブブラウザーとなっています。

このウェブブラウザーはApple製品であれば標準で入っており、快適な動作、端末同士の同期、強固なセキュリティやプライバシー保護機能など、十分な機能を搭載しています。Apple製品を利用しているのならばこちらを利用していただければ特に問題ないかと思います。

ただ、現在「Windows版」は開発されておらず、Windowsでは利用できません。昔は対応していたのですが、現在はサポートしていないのでご注意ください。

この記事のまとめ

この記事では現在多くの人が利用している主要なウェブブラウザーを4つ紹介しました。いずれも無料で利用でき、現在はこの4つがほとんどのシェアを獲得していますので、このどれかを選んでいただければ大きな問題はないかと思います。

もちろん、複数のブラウザーを同時に利用しても大丈夫です。それぞれ単独のブラウザーとして動作しますので、「この作業のときはこのブラウザー」という使い方もできます。

日常的に利用するソフトウェアである「ウェブブラウザー」。これひとつ変えるだけでインターネットは劇的に使いやすく、ストレスの少ないものになりますので、積極的に利用していきましょう。

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