Bandicam - 初めての人も簡単に設定できる画面キャプチャソフト

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パソコンのデスクトップ画面に表示されている「映像」と、出力されている「音声」をデータとして記録できるデスクトップキャプチャ「Bandicam(バンディカム)」の紹介です。(※一部有料です。無料版は制限あり)

キャプチャソフトは、コーデック(エンコーダー)などの設定が難しく、手の出しにくいソフトのひとつなのですが、このBandicamは初心者の方でも簡単にキャプチャができます。マイク音声も録音可能。

その代わり、細かい動作の設定はできませんが、キャプチャソフトの中では格段に使いやすいので入門ソフトとして使うと良いでしょう。キャプチャできればよいという方ならばこのソフトだけで問題ない性能を持っています。

動画として記録したい、という方はぜひ一度試してみてください。

bandicam フォーマット設定


キャプチャとは

キャプチャ【capture】とは、ディスプレイやスピーカーなどに出力されている映像/音声を記録することをいいます。

キャプチャソフトには多くの種類があります。静止画としてのみキャプチャする「スクリーンキャプチャ」、動画として保存する「ムービーキャプチャ」などなど。フリーのものから有料のものまで、キャプチャだけでなく編集機能もついているソフトもあります。

今回のソフトは「映像」「音声」を同時に記録してファイルとして保存できます。

キャプチャするための専用のパーツもあり、これらは「キャプチャボード」などと呼ばれています。パソコン外、たとえばPS3やWiiなどのゲームハードからの映像をパソコンへ出力し、キャプチャするには「キャプチャボード」が必要になることがあります。

このソフトを使う前に

「キャプチャだけできればよい」というのであれば特に勉強することはあまりないのですが、「ファイル容量を抑えたい」「画質を落としたくない」「動画をネット上にアップしたい」など、目的が多数あるならば「コーデック」について学んでいかなくてはいけません。

映像ならば「MPEG-1」「Motion JPEG」「YV12」「RGB24」など、音声は「MPEG-1 L2」「PCM」が利用できます。外部コーデックも指定可能です。これらの意味が分からないという場合は、まずコーデックについて学んでからこのソフトを使ってみましょう。より細かい指定が可能になり、目的のファイルが出来やすくなります。

○ブログ内リンク:動画・音声の規格について ~コーデック・コンテナ~

○ブログ内リンク:動画・音声データの質に関係する要素について

Bandicam

ダウンロード

○開発者サイトよりダウンロード
http://www.gomplayer.jp/bandicam/ - Bandicam【バンディカム】

対応OS

Windows 8 / Windows 7 / Vista / XP / 2000 64bit/32bit対応

特徴

  • ディスプレイに出力されている映像と音声を記録し、ファイルとして保存します。
  • マイクがあれば、マイクの音声も一緒に記録できます。
  • 細かい設定はできませんが、その代わり格段の扱いやすさと安定さを持っています。
  • 標準でいくつかコーデックが使用できますが、外部コーデックも指定可能です。
  • 指定できるオーディオデバイスは最大2つなので、パソコンが発する音とマイクからの音声を両方ミックスして記録できます。(ミキシング)
  • フック対象を指定できます。「OpenGL」「DirectX」などが対象として指定できます。
  • 無料版と有料版があります。無料版はロゴが強制的に挿入され、録画時間も10分という制限があります。
  • 動画はAVIファイルにて出力されます。

パソコンからの音声と映像、マイクからの音声をすべてミックスして保存可能です。
細かい設定はできませんが、安定した動作と設定のし易さが人気のソフトです。初心者向けで、キャプチャーソフトに使い慣れていなくても、キャプチャだけなら結構あっさりできます。

極めるならば外部コーデックも指定可能なので、コーデックの設定を詰めていけば高圧縮率+高画質の両方を両立することもできます。フック対象の指定も可能で、[OpenGL], [DirectDraw], [DirectX 7], [DirectX 8], [DirectX 9], [DirectX 10], [DirectX 11]が指定可能です。(公式ヘルプ参照 - http://www.gomplayer.jp/bandicam/howto/general.html

無料版と有料版のふたつがあります。ユーザー認証しない場合は無料版のままで使用することになります。使用期限はありませんが、代わりにロゴが画面上に強制挿入され、録画時間も10分という制限がかかります。他の部分には制限はかかりません。

公式ヘルプ

公式ヘルプがとても充実しているので、こちらを参考にしてみると各項目の意味がわかるでしょう。

http://www.gomplayer.jp/bandicam/howto/general.html

使い方

インストールですが、標準的なインストーラーなので特につまづくことはないでしょう。
利用規約、インストール場所などを指定しましょう。

インストーラー インストーラー

一般

私はまだ購入してないので無料版の解説になりますが、ロゴ挿入と録画時間以外の制限はないので問題ないでしょう。

ターゲット 録画範囲

まず、起動したら「録画する範囲(ターゲット)」を指定します。

「OpenGL」「DirectX」を直接指定できます。また、手動で範囲を好きに指定することもできます。数値を手入力するか、録画範囲を表示している枠の端をドラッグすることで範囲を自由に変形できます。一般的に多く用いられれる画面解像度のテンプレートもあり、解像度を表示しているところをクリックすれば指定できます。枠を非表示にすることもできます。

虫眼鏡のボタンを押すと、ウィンドウを自動検出して録画範囲を指定してくれます。

画面解像度 メニュー

一般

一般   

「一般」タブでは、ファイルの保存先や基本的なオプションを設定できます。

録画ファイルですが、数十分の動画でも設定の仕方では1GB~数十GBの容量になることもあります。保存する場所は容量に空きがある場所へ指定しましょう。

「詳細設定」でソフトウェアの動作やフックの指定ができます。
自動起動の項目はVista、7、8だとUACを解除する必要があるようです。上限ファイル容量や時間を指定することもでき、指定された容量/時間になったら強制的に録画を終了させることもできます。

ビデオ

ビデオ フォーマット

キャプチャソフトで一番大事な設定、オーディオ設定とビデオ設定をここで行います。
詳細は後述します。オーディオデバイスの指定もここで可能です。マイクの入力とミキシングしたい場合もここです。

ホットキーの設定もこちらです。

静止画

静止画

このソフトは静止画としてキャプチャすることもできます。その設定はここで行います。
画質ですが「JPG(一般)」<「JPG(高画質)」<「PNG」≒「BMP」と思っていただければOKです。
データ容量もこの順で大きくなっていきますので注意。

設定が済んだら「開始」

録画中

すべての設定が済んだら「開始」をクリックして録画を開始します。
停止する場合は「■」ボタンで可能です。先ほどビデオ設定でホットキーを設定したならば、指定したキーで停止を再開を実行できます。

ソフトの画面下では、録画ファイルを保存しているHDD(パーティション)の容量と、録画ファイルの容量がリアルタイムで表示されます。また、右の青いバーは音量を示しています。マイクの音声がちゃんと入っているかどうか、ここで確認できます。

録画が終わったら、保存されたファイルが再生できるか確認してみましょう。
問題なく再生されたら成功です。動画はAVIファイルとして出力されます。

音声のミキシングをしたい

ミキシング【Mixing】とは、ある二つ以上のデータを混ぜ合わせてひとつのデータとして出力することをいいます。

ここでは、キャプチャソフトでよくある「音声のミキシング」をしてみます。
つまり、Windowsで鳴っている音声とマイクからの音声をまとめてひとつの音声として動画に組み込みます。

まず、ビデオ設定の「キャプチャ」にある「詳細設定」をクリックします。

ミキシング設定 オーディオデバイス設定

ここで「基本オーディオデバイス」と「追加オーディオデバイス」の2種類が設定できます。
ミキシングするには、まず「2つのオーディオデバイスの音声をひとつのトラックにミックスする」にチェックを入れます。次に、基本オーディオデバイスでWindowsから鳴る音声デバイスを指定します。そして、追加オーディオデバイスでマイクの入力をサポートしているデバイスを指定しれば、双方のデバイスから音声を取りミックスしてくれます。

動画ファイルとは別に音声ファイルを別で出力したい場合は「キャプチャー中にオーディオトラックをWAVファイルで保存する」にチェックを入れればOKです。

コーデックの設定はどうすればいいの?

これは正直正解のない世界なのかもしれません。

ユーザーの方が目指したい動画というのは、それこそユーザーの感性によって異なってきます。ファイル容量を少なくし、画質を落とさず、負荷も少ないというのを目指している方は多いと思いますが、それでも妥協する箇所は人それぞれ異なってきます。編集などもするのであれば、編集のしやすそうな形式で保存したいでしょう。

つっこむと勉強の終わりがないような世界ですので、ここでは私の設定を紹介します。

フォーマット設定

色々試したのですが、最終的に安定して容量もある程度抑えられてとなると、こんな感じになってました。

容量をさらに抑えて画質も良くというならば「Xvid」が良かったのですが、あまり圧縮されていると編集ソフトで編集がうまくいかなくなったので、もうちょっと軽い形式にしました。「MPEG-1」は標準ですでに入っているのでまずはここらで試してみるとよいでしょう。圧縮率を上げたいので「VBR(可変ビットレート)」のチェックを入れますが、編集する場合は外した方がいいかもしれません。

編集のし易さでいえば「Huffyuv」という可逆圧縮形式がよさそうですが、設定の詰めがあまいのか安定しなかったので今のところこれでいってます。ffdshowでまた設定を詰めてみます。
Motion JPEGでやったら容量がばかでかくなったので却下。RGB24も、なんか編集ソフトと相性が悪そうです。

圧縮率と画質でいうならば「Xvid mpeg-4 codec」がとてもよかったです。10分の動画でも60MB以下で収まったので優秀なコーデックです。編集がしにくかったので採用はしませんでしたが、キャプチャするだけならばこれが一番安定してよさそうです。

コーデックには様々な種類があります。使いこなすには結構勉強が必要ですので、いろんなサイトを参考にしてみるとよいでしょう。

○対応形式が豊富なDirectShow フィルター& VFW コーデック! 「ffdshow」 - k本的に無料ソフト・フリーソフト
http://www.gigafree.net/media/codecpackage/ffdshow.html

まとめ

キャプチャソフトとしては格段に安定しているため、入門ソフトとして人気の高いソフトです。

ただ、入門とは言え外部コーデックを指定できるのでとことん設定を詰めることもできます。
勉強は必要ですが、目的にあった動画を作ることもできるでしょう。

一応有料ソフトではありますが、無料版でも結構使えるソフトです。価格も3,980円(2012年11月)とそんなに高くもないので、興味がありましたら購入してみるのもよいでしょう。

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