Windows 10 Th2 提供開始!アップデート方法など

また時間が空いて申し訳ございません。

先日、Windows10のメジャーアップデート「Windows 10 Th2」が公開されました。
ということで私も早速適用してみました。

特に大きな不具合はなかったのですが、いくつか設定が初期化されました。

今回の記事は、私が行ったアップデート方法のご紹介と、今のところ確認できた「初期化された設定」について書いてみます。
(ただ、色々調査しようということができてないので突っ込んだところはまだ分からないです)

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Windows Update よりアップデートする

Windows 10からメジャーアップデートのような大型アップデートもWindows Update経由で行っていく方針になっています。基本的に自動で行われるので、大型アップデートがある場合は自前に調べて準備しておくという必要があるかもしれません。

今回ので「TH1→TH2」へとバージョンが上がります。「TH」とは、Windows10の開発コード名「Threshold」の略称です。今回のアップデートで「Windows10 バージョン2」となるので「TH2」と通称されています。

このアップデートで追加、変更された機能、また不具合等は下記サイトがよくまとまっています。

前回、Windows 8.1 Pro から Windows 10 Pro へアップデートした際にはマイクロソフトのサイトからISOデータをダウンロードして適用しましたが、今回は Windows Update で素直にアップデートしました。

※現在、TH2へアップデートするためのメディアクリエイションツールの提供がストップしているようです。

環境によってはかなり時間がかかるので注意してください。私のメインのPCで大体30分くらいでした。
スペックが少し低めのノートだと1時間以上かかりました。

また、こういった大型アップデートはPCを最小構成にするというのがお約束ですが、面倒なので普段利用の環境のままアップデートしました。外付けカードリーダーにはSDカードが刺さったままですし、トリプルモニターのままですし、特にPC内のドライバーも削除したりしていないです。毎回これですが、何とか生きています(笑

このブログより詳しい手順が載っているので以下のサイトもご一読ください。

  1. 右下の [ スタートボタン ] から [ 設定 ] → [ 更新とセキュリティ ] を選択します。

    更新とセキュリティ
    ▲クリックで拡大

  2. [ Windows Update ] に以下のプログラムがあればアップデートが可能です。
    ただし、このWindows Update 経由の配信は一斉にすべてのPCへ配信されれいるのではなく「順次配信」となっているので、アップデータが見当たらない場合はもうしばらく待ってみるとアップデータが降ってくるかと思います。

    因みに、アップデータの容量は3GBほどあるので、回線の状況によってはここでも時間がかかります。
    通常の回線であれば30分~1時間ほどかと思います。

    ・Windows 10、バージョン1511、10586
    ※「Home」「Pro」とエディションごとに表記されます。

    アップデート内容
    ▲クリックで拡大

  3. まず「インストールの準備」でデータや環境のチェックが入ります。
    「インストールの準備が完了しました」となれば、再起動によりアップデートが開始されます。

    アップデート適用
    ▲クリックで拡大

  4. 専用のアップデート画面になります。強制再起動などはせず、完了するまで待ちます。
    何度か再起動しますが、そのまま待ちます。

    アップデート途中 アップデート途中_2
    ▲クリックで拡大

  5. しばらくして「ようこそ」画面が出ればアップデート完了です。(写真撮りそこねた)

    この少し前に、画面真っ黒になり何も表示されていない状態になることがありますが、バックグラウンドでアップデート作業が継続しているので焦らず数分待ちます。

    完了後

  6. Windowsのバージョンを確認します。

    スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」→「winver」とコマンドを打ちます。
    「Windows のバージョン情報」で「バージョン 1511」となっていれば成功です。

    バージョンの確認
    ▲クリックで拡大

    Windowsのバージョン情報
    ▲クリックで拡大

改善点等についての参考リンク

現在あまりパソコンをじっくり弄れないので何処が良くなったとかよく分からないです。
ということで参考リンクを張ります。気になるものは後日また記事にします。

当PCで確認できた初期化された設定

現在、目立った不具合はありません。photoshopとかで仕事している分には全く問題無いです。
Windows8.1 →Windows10 → Windows10 TH2 とクリーンインストールではなくアップグレードで進んでいますが今のところ順調です。逆に怖いですね(笑

ただ、色々なところで言われていますが、いくつか設定が初期化されていますね。
ドライバーも多くのものが新しくインストールされました。アップデート(もうアップグレードレベル?)したらソフトウェアが正しく動くかどうか試してみるとよいでしょう。

全部を確認したわけではありませんが、当方で確認した「設定が戻った箇所」を挙げてみます。

  • マザーボード標準搭載の無線LANドライバが有効になってた。

    今のメインPCは 有線ケーブル → 無線LANルーター(無線中継) ということをしています。ここでマザーボード標準搭載の無線LANが動いているとバッティングしそうだったので無効にしていたのですが、有効に戻っていました。新しく入ったものもありますので、ドライバー関連はしっかり確認したほうが良いでしょう。

    無線LANドライバ
    ▲クリックで拡大

  • UpdateOrchestratorが元に戻った。

    スリープが深夜勝手に解除されて復帰する原因の1つであったタスク「UpdateOrchestrator」の「Reboot」が戻ってました。まあ、実際WindowsUpdateに関するものなので元に戻るのは想定内です。ただ、自動メンテナンスの方は戻らずにスリープ解除の設定は無効のままでした。

    ◯ブログ内記事:UpdateOrchestrator が勝手にスリープを解除するときの解決法

  • ファイルの関連付けが戻った。

    いくつかのファイルの関連付けが初期化されています。特に「PDFファイル」は Microsoft Edge に関連付けられていました。JPGファイルなども戻ったので関連付けをやり直します。

まとめ

取り敢えず通常の操作上では大きな不具合もなく、いつも通り使用できています。

また追々変更点等は確認していきます。UIの変更や新しいメモリ管理機能が追加れているみたいなので便利にはなってくれているようです。特にメモリの内容を圧縮する「Compression Store」という機能が実装されていますが、スワップの改善以外でも色々改善されている感じがあります。長時間のスリープからの復帰がうまくなった感じ?もしています。(体感ですけど)

Windowsの利用者は多いのでネットを調べれば相変わらず不具合報告は多く上がっていますが、そこまで大きな騒動にもなっていない様子です。とはいえ、絶対不具合が起きないという保証もないので、アップデートする際は慎重に行いましょう。

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