仕事の性質上、この時期忙しくて中々記事が書けず申し訳ございません。
しばらくこの状態が続くかもしれませんがご容赦ください。
さて、前回の記事にてWindows8.1にアップデートし、様々なエラーが発生して解決してました。
ブログ内リンク:https://michisugara.jp/archives/2013/windows8.1.html
この中のコメントで「外付けHDDが一定時間後にスリープしてしまう」という不具合が発生中であると書きました。外付けHDDだけでなく、内蔵のSATA HDDもスリープします。現在もその不具合は直ってません。
色々試してみましたが、結局直ってないのでこの記事はただの忘備録になります。
これで直ったという話はそこまで聞きませんが、一応書いてみます。
このコメント欄にて教えていただいた方法を試したら不具合が直ったみたいです。
詳細な記事を書きましたので下記よりどうぞ。本当にありがとうございます。
○ブログ内リンク:Windows8.1で外付けHDDがスリープする問題解決したかも?
現象
私のパソコンには「HD-LBU3」「HD-HESU2」「HD-EBU2」「HDJ-UT1.0B」その他色々HDDが繋がっています。(コメントではメインで使っている3つのHDDにしか言及してませんでしたが、本当は複数持っています。)
これらのHDDは「U2H-EG4S」というセルフパワー可能なUSBハブに繋がっています。動作は外付けHDD、USBハブともにコンセントからの電源供給(セルフパワー)です。これで電源供給量は問題ないはずです。
しかし、Windows8.1にアップデートした途端、これらHDDがアイドルして一定時間後にスピンダウンしスリープ状態になってしまう不具合が発生しました。スリープに移行する時間はどれも一緒でアクセスが無くなってから約5分後です。
ハブを通さず直に繋いだり、USBポートを2.0や3.0に変えてみましたが解消せず。
酷いことに、USBではなくSATA接続であるはずのパソコン内蔵SATA HDD「HITACHI HDS723020BLA642」すらも一定時間後スリープ状態になる始末です。こちらは放置から10分ほどとUSBより長いですが、やっぱスリープします。Dドライブにアクセスすると、スピンアップを開始してアクセス可能になりますが、それまで読み出しも書き込みも不可になるので数秒フリーズ状態になってしまいます。流石にこの不具合は放置できません。
ということで、色々試した結果をここに書いていきます。何度も言いますが不具合は直っていません。
もしかしたら成功する環境もあるかもしれないのでここに記録してみますが、私のところでは改善しなかったので悪しからず。
私のパソコン構成の詳細は下記記事にて。
ブログ内リンク:新しいパソコン購入!!各パーツの意味と性能も簡単に解説
電源管理で「高パフォーマンス」「USB設定」
HDDの電源が切れてしまうのだから、「電源管理」に何か問題あるのではないかと思うのは普通ですよね。
コントロールパネルから「電源管理」→「高パフォーマンス」にして「プラン設定の変更」を選びます。
「高パフォーマンス」にすると、CPUなどをよく動かすようになるので負荷の高い操作でも動作が軽くなったりします。ただし、消費電力も多くなるので注意してください。
「詳細な電源設定の変更」を選択します。
「ハードディスク」→「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」で設定を「なし」にしてみました。次に、「USB設定」→「USB のセレクティブ サスペンドの設定」で「無効」にしてみます。念のため再起動をかけます。(※画像ではバランスとなっていますが、上記で設定した通り高パフォーマンスの方がいいのではないかとの情報。)
「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」では、「なし」にするとアイドル状態(アクセスがない)が一定時間経過するとハードディスクをスリープさせることができる設定です。標準では20分になっていますが、今回は無効化させてみました。
「USB のセレクティブ サスペンドの設定」は、USB接続されている機器の電源をもっと高度に管理する設定です。通常は有効になっていて、特に問題がない場合は有効のほうがいいのですが、今回はこれも無効にしてみました。
USB のセレクティブ サスペンドについて - Windows 開発統括部 Blog - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/jpwin/archive/2011/07/08/demystifying-usb-selective-suspend.aspx
よくネット上で勧められている方法ですが、私のところでは効果がなく相変わらずHDDはスリープ状態になります。実際、成功したという話もあまり聞かないので意味は無いのかも。
レジストリを弄ってみる
Windows 8.1 で一部の USB デバイス(特にソニー製)が再充電されないという不具合があります。これについてはMicrosoftからの公式回答があります。下記の記事をどうぞ。
Windows 8.1 で一部の USB デバイスが再充電されない
http://support.microsoft.com/kb/2900614/ja
更新プログラムはいつもすべてインストールしているのでここは問題なし。
次の回答として、レジストリから「再充電が行われないデバイスの [高度な電源管理] の設定を無効」にするという方法です。これを試してみましょう。
レジストリ領域は、Windowsにとって非常に大切な領域です。無闇に値を変更したり削除したりすると最悪パソコンが起動しなくなります。バックアップはしっかり取った上で慎重に操作してください。不具合がでても当ブログは責任を負えません。
ブログ内リンク:ソフトウェア情報の格納領域「レジストリ」について
まず、該当のデバイスの「デバイス インスタンス パス」が知りたいので「デバイス マネージャー」から調べてみましょう。スタートボタン?から右クリックすることで色んな機能にアクセスできていいですね。ここで「デバイス マネージャー」を選びます。
「ヒューマン インターフェイス デバイス]」から該当の「USB 入力デバイス」を調べます。私のところでは数が少ないので片っ端から調べてみます。右クリックして「プロパティ」を選択します。
「詳細」タブで「プロパティ」を「デバイス インスタンス パス」に変更してパスを確認します。他に4つデバイスがありましたのですべて調べました。
レジストリエディタを起動して下記の場所に移動します。レジストリエディタの起動は先ほど赤枠にて警告した部分の記事に記載しています。Windows8.1では、スタートボタンを右クリックした時点で「ファイル名を指定して実行」があるので「regedit」と入力して起動します。
HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetEnumUSB
「デバイス インスタンス パス」で調べたレジストリエントリーをここから探します。「Device Parameters」の中にあるキー「EnhancedPowerManagementEnabled」の値を「0」に変更して反映させます。反映させるためにはF5にて変更を更新させてください。
念のためパソコンを再起動させてみました。
これで高度な電源管理が無くなりシンプルな動作になったはず。なのですが、これも効果なし。
めんどくさい!ということでこの「USB」の「Device Parameters」内の値をすべて0にしてみたりしましたが無駄骨でした。
その他
他にもデバイスの再インストールや、メーカーから出ている最新のドライバーなどを入れてみましたが効果がありませんでした。最新っていってもWindows8.1発表前のものですからあまり期待はしてなかったですが。
BIOSに問題があるのでは?とも思い、私が使用しているマザーボード「P8Z77-V」の最新BIOS「P8Z77-V BIOS 2104」を適用してみましたが効果なし。
高速スタートアップが悪さしているのではないかとも思いましたが、無効にしても効果なし。
高速スタートアップの詳細を無効化方法は下記の記事をどうぞ。
ブログ内リンク:Windows 8で実装された「高速スタートアップ」とはどんな機能か解説
時間もあまりないため、現在はここで足止めを食らっています。未解決のままです(汗
このコメント欄にて教えていただいた方法を試したら不具合が直ったみたいです。
詳細な記事を書きましたので下記よりどうぞ。本当にありがとうございます。
○ブログ内リンク:Windows8.1で外付けHDDがスリープする問題解決したかも?
HDDメーカーの回答
IOデータでサポート状況を書いたページを見ると下記の回答がありました。
Windows 8.1では一定時間アクセスがない場合、自動でLEDが消灯しスピンダウン(HDDのドライブ回転が停止)することがございますが、OSの仕様であり、動作には問題ございません。
Windows 8.1対応製品リスト | IODATA アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/pio/os/win8_1/#list0
これを見ると、OSの仕様ということで対応投げやりのような感じですが、MicrosoftからOS自体の修正をしてくれないと難しい問題のようです。困りました。
対応待ちが一番?
正直お手上げです(笑
最近時間が取れないので色々試してもないのですが、情報も少なく手探りな状態なので未だに解決していません。Microsoftから公式に発表があったり修正方法を教えてもらわないと改善できない気がしてきました。結構システムの深いところで引っかかっているのでしょうか。
USBの仕様が変更されたり、ドライバ著名が厳しくなったりと色々変更されていたのでそこらで問題が起きているのかもしれませんが、私の技術では原因の特定が難しいです。ここらは下記のサイト様にて詳細に書かれているので一読してみてください。
Windows8.1へのアップグレードを失敗しないための注意点 (主にSecure Boot関連) - ぼくんちのTV 別館
http://freesoft.tvbok.com/win8/windows81/upgrade_secure_boot.html
さて、解決はいつになるやら。