第7回 Windowsの基本操作

今回もWindowsを操作する上で基本となる操作や用語を解説していきます。
内容は本当に基本中の基本、ファイルの消去方法やフォルダなどの作り方、コピーやドラッグ&ドロップなどです。
これらの操作は「用語」と「操作法」と「意味」の3つをセットで覚えておかないと、何をやっているのか分からなくなるのでしっかり覚えておいてください。


ファイルとフォルダの違い

色々はじめる前にファイルフォルダの違いを解説したいと思います。

2つとも同じものだと思っていた方も多いかと思われますが、実際は明確な違いがあります。ファイルとは、実際にデータが書かれたもの、文章やコンピューターに命令を送るコードなどが記録されており容量を持ちます。WordやExcelなどで保存をすると作られるデータもファイルです。

一方フォルダとは、これらファイルを収納する箱と思ってください。フォルダを用いることでファイルを区別し整理することができます。

※Windows7では「コンピューター」や「フォルダー」などカタカナ語の長音表記が変更されていますが意味は同じです。

ファイル&フォルダ

基本操作1 ~削除~

Windows上にあるファイルやフォルダの削除方法、またそれらの作成方法を紹介します。
といっても今までの講座ではここらをある程度理解している上での解説だったので本当に今更かと思っているかと思いますが、今回はそこからもう一歩踏み込んだ解説をしますので飛ばさないでくださね(笑)

ファイルなどの消去とその意味

パソコンを操作していればもちろんいらなくなったファイルなどが出てくると思います。
これらを消去するには対象のファイルを右クリックし、メニューから「削除」を選択したら「はい」でゴミ箱へ送ることができます。(右クリックした際にでてくるメニューを「右クリックメニュー」と言います。)

他にショートカットキーを利用した方法もあります。
ショートカットキーとは、キーボードを使ってパソコンの操作を簡単に行うための機能のことです。これを利用することにより目的を達成するための操作をいくつか省くことができるようになります。

削除するためのショートカットキーは、対象ファイルを選択したのちキーボードの「Delete」キー (キーボードによっては「Del」)を押すことで消去と同じ処理が行われます。

【重要】「削除」したデータは「ゴミ箱」へ

さて、ここで注意しておくべき事があります。
メニューなどは「消去」となっていますが、データが消えた訳ではありません。ここで行われる処理は「ゴミ箱へ送る」という処理で、ユーザーが復元を望めばすぐにデータを復元することができます。

ゴミ箱はデスクトップ画面にショートカットアイコンとして初期状態から置かれてあるはずです。これをクリックすることで「削除」したファイルなどが表示されます。ここでファイルを右クリックし「元に戻す」を選択すると、削除した場所にデータが復元されます。

データの本当の削除を行ないたい場合はゴミ箱を開いて対象データを右クリックし「削除」を選択します。一斉に削除したい場合は、ゴミ箱のアイコンを右クリックし「ゴミ箱を空にする」を選択することで「一応」復元できない状態の削除を行ないます。

また、削除したいデータを選択後「Shift」+「Delete」のふたつを同時に押すことで、ゴミ箱へ送ることなく消去することが可能です。この場合は復元することは容易ではありませんので注意してください。

ゴミ箱を空にする

データの完全消去ではないことに注意

上で「一応」の削除と書いたのは理由があります。ここで行った操作を実行しても、実はデータが完全にパソコンの中から消えた訳ではないということを示したかったからです。

ゴミ箱を空にしたとしても、様々なデータを保存しているHDD(ハードディスクドライブ)にはまだデータが残っています。削除とは、ただ単にWindows上から見えなくしただけであってデータが置いてあった場所にHDDが別のデータを上書きしなければ、事実上の完全消去とはいえません。

これを理解している人はあまり居ないかと思います。普段はそこまで気にすることのないものかもしれませんが、これを知らなかったがために個人情報が書いてあるファイルを復元されてしまい外部へ流出してしまった等の被害が何件か報告されています。

こうならないためにも復元されては困るデータは、専用のソフトを用いてデータを破壊してから消去するような対策を講じる必要があります。無料で公開されているソフトで十分な効果があるので「データ 完全消去 フリーソフト」などと検索してみて探してみるとよいでしょう。

基本操作2 ~ファイルなどの作成~

ここでは、よく利用するであろうファイルを簡単に作成する方法を紹介します。

右クリックメニューからファイルを作成する

ちょっとフォルダの中にメモしたいときなどはメモ帳をよく利用するのですが、いちいちショートカットアイコンから起動し保存場所を指定するのはとても面倒くさいものです。

そこで、保存場所が決まっている場合はその場所にファイルを作成してから起動する方法を用います。

ファイルを作りたい場所を右クリックし(デスクトップ画面やフォルダの中など)、メニューから「新規作成」を選択します。すると、ファイルだけを直に作成することができるメニューが現れます。メニューの内容は導入されているソフトなどによって異なります。

ここで「テキスト ドキュメント」を選択するとテキストファイルが生成されます。他の項目も同じく、そのソフトが生成するファイルを直に作成することができます。保存場所を決めてから編集するため後々の保存の操作が簡単になるなどのメリットがあるので積極的に使ってみてください。

また、フォルダもここで作ることができるのでファイルを整理する時などに用いると便利です。

新規作成

基本操作3 ~データをコピーする・切り取る・貼り付ける~

コピー

これらの操作も基本は右クリックメニューから行います。
コピーしたいファイルや文章などがあった場合は対象を右クリックし、メニューから「コピー」を選択するとデータがコピーされます。画面には変化がありませんが、右クリックメニューの「貼り付け」を選択するとコピーしたデータが貼り付けされます。同じフォルダ内に同じ名前があった場合は名前の最後に「-コピー」などが付け加えられます。

文章をコピーするには、コピーしたい文字の最初をクリックしながら横に移動させます。すると、背景が青く選択されるので右クリックメニューから「コピー」を選択してください。

切り取り

切り取りも右クリックメニューから選択します。
メニューから「切り取り」を選択すると、対象がすこし淡くなります。そうなったら貼り付けたい場所まで行って「貼り付け」ればOKです。切り取りの場合はコピーと異なり、切り取ったデータは元の場所から消えます。注意してください。

ショートカットキーによるコピーと切り取り、貼り付け

これらの操作もショートカットキーが存在します。+は同時に押すという意味です。

コピー 「Ctrl」+「c」
切り取り 「Ctrl」+「x」
貼り付け 「Ctrl」+「v」

となっています。これは非常に便利なのでぜひ覚えてください。作業効率が格段にアップします。
※「Ctrl」は「Control:コントロール」の略です。

基本操作4 ~名前を変更する(リネーム)~

ファイルやフォルダの名前を変更するのも右クリックメニューから行うことができます。対象となるファイルを右クリックし、メニューから「名前の変更」を選択すれば名前が変更できる状態になります。変更し終わったらEnterキーで決定できます。

このように名前を変更することを『リネーム』と言います。よく使う用語なので覚えておいてください。

リネームにもショートカットキーが存在します。キーボード一番上の列にある「F2」キーがそうです。対象となるファイルを左クリックで選択状態にしたあと「F2」キーを押すことで名前の変更を行うことが出来ます。

基本操作5 ~ドラッグ&ドロップ~

これも基本操作のひとつです。名前は大層なものになっていますが知らず知らずやっている操作だと思うので拍子抜けるかと思います。

ドラッグ&ドロップとは名前の通りドラッグドロップをすることです。薬と飴ではありません(笑)

ドラッグとは、画面上にあるウィンドやファイルなどをクリックしたまま(マウスのボタンを押したまま)移動することです。仮想的に「つかむ」ことをしているのがドラッグです。

反対にドロップとは、ドラッグ状態のものからマウスのボタンを放すことを指します。仮想的に「落とす」ことをしているのがドロップです。

つまり、ドラッグ&ドロップとはこの一連の操作のことをまとめた言い方です。
画面上でウィンドの枠やファイルなどを選択した状態でマウスのボタンを押し、そのままの状態でマウスを移動(ドラッグ)させ、別の場所でマウスのボタンを離す(ドロップ)ことをドラッグ&ドロップと言います。

ドラッグ&ドロップ【drag and drop】を略して『D&D』とする場合もあります。

ドラッグ&ドロップ

基本操作6 ~ショートカットを作る~

Windows上にある様々なデータは「ショートカット」と呼ばれる機能を利用することができます。

ショートカットとは、別ファイルへの参照として機能する、実体のないファイルやアイコンのことです。見かけ上、ショートカットアイコンの置いてある場所にソフトウェアやファイルなどの本体があるように扱うことができます。

「見かけ上」なので実体はショートカットアイコンの場所にはありません。なのでこれを消去しても本体は全く影響を受けません。ショートカットはいくらでもつくる事ができるので、よく利用するソフトやフォルダなどは様々な場所へショートカットを作って移動を楽にするといいでしょう。

作り方

ショートカットを作りたいソフトの実行ファイルやフォルダを右クリックし、メニューから「ショートカットの作成」を選択すれば作成可能です。これを移動してデスクトップなどに置けばすぐにアクセス可能となります。

ショートカットアイコン自体はショートカット元への参照データしかないので容量はとても少ないです。また、ショートカットアイコンの左下にはショートカットアイコンであるという印に矢印のマークが表示されます。
因みにショートカットのショートカットを作ることも出来ますが意味はあまり無いと思います(笑)

ショートカットアイコン

基本操作7 ~ファイルやフォルダを検索する~

Windowsの中にはたくさんのファイル・フォルダがあります。この中から自分の探しているデータを見つけるのは至難の業です。
そのようなときは検索機能を使ってみましょう。

デスクトップ画面左下の「スタートメニュー」を開きます。

スタートメニューの検索ボックス

▲赤枠の部分が検索ワードを入力する場所、検索ボックスです。ここに検索したい単語を入力するとパソコン内にあるプログラムやファイルを探し出してきてくれます。

しかし、この方法ではすべてのデータを参照して探し出してくれるわけではありません。もっと正確な検索をしたい場合はエクスプローラーの検索ボックスを利用しましょう。

何でもいいのでフォルダを開いてください。コンピューターを開いてもいいです。

コンピューターの検索

エクスプローラーとは、パソコンにどんなファイルがあるか、どんなデータがあるかを表示してくれるプログラムです。フォルダを開いたりすると出てくるあのウィンドがエクスプローラーです。

このエクスプローラーの一番右上に「コンピューターの検索」と書かれたボックスがあります。これが検索ボックスです。ここで検索したい単語を入れると、今エクスプローラーで表示されているフォルダ以下の全ファイル・フォルダを検索します。

例えば、Dドライブに「テスト」というフォルダがあったとします。このフォルダを開いた状態で検索ボックスに単語を入力すると、テストフォルダの中にあるファイル・フォルダが検索対象になります。

ある程度まで場所が絞り込めているのであれば、分かっているフォルダまで行ってそこで検索するとより早く正確に検索することができます。

因みに、パソコン全体で検索をかけたい場合は、「コンピューター」を開いた状態で検索ボックスに入力してください。パソコン(外付けHDDやフラッシュメモリなどが取り付けられている場合はそこも)に記録されているすべてのファイル・フォルダが検索対象になります。

この記事のまとめ

これで基本中の基本の操作を解説し終わりました。特に私が注目して欲しいのは「削除」の意味です。変な被害に遭わないためにもこれはよく覚えておいてください。

  • それぞれの基本操作を「用語」「操作法」「意味」を理解した上でマスターする

ショートカットキーなど便利な技もあるので作業の効率をあげるためにもどんどん利用していきましょう。

スポンサーリンク

Track Back

Track Back URL

コメントする

非公開。必須ではありません。

(いくつかのHTMLタグ(a, strong, ul, ol, liなど)が使えます)

このページの上部へ

サイト内検索

広告

最近のコメント

Powered by Movable Type 6.3.2