HDMI内の音声と映像を分離して出力する機器「400-SW015」レビュー

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2016年新年

近年はHDMIもすっかり普及して、レコーダーやゲーム機などあらゆる機器に採用されています。

HDMIはデジタル形式の音声と映像を同時に送信可能な、デジタル家電向けの通信規格です。
圧縮されていないデジタル音声と映像を1つの端子に流せるので、ケーブル類もすっきりし、かつ高品質なデータを伝送できます。
ケーブルの価格も手頃になりあっという間に普及していった印象です。

さて、私もよく利用しているHDMIですが、コスト削減・小型化のためか「HDMI端子しか出力端子がない」という機器もでてきました。ただ、特にプリメインアンプなどに接続したい場合、HDMI入力ができないものも少なくありません。これでは、前述のHDMI端子しか無い機器とアンプを繋げることができません。

これでは非常に勿体ない、なんとか「HDMI内の音声と映像を分ける」ことができないものか。

ということで探してきました!サンワダイレクトのHDMIセレクター「400-SW015」です。
これはHDMI内のデジタル音声と映像を分離、音声部分は光・同軸デジタルの出力が可能。また映像の著作権保護機能「HDCP」、そして3D映像にも対応しているという中々の代物です。ポチってしまったので今回はこの商品のレビューを書きたいと思います。

目次

動機

私は昨年の丁度今頃、「Pioneer インテグレーテッドアンプ A-70」を購入しました。


Pioneer インテグレーテッドアンプ ハイレゾ音源対応 A-70 (amazon.co.jp

メインのパソコンからは「USB Bタイプ」のデジタル入力端子へと繋いています。
これでパソコンからの音声は問題なくアンプを通してヘッドフォンへと出力できています。

アナログ端子は多くありますが、残るデジタル入力端子は「COAXIAL(同軸デジタル)」のみ。
光デジタル端子(OPTICAL)はこのアンプにはないので何とか同軸で接続する必要があります。

これから音声を出力できる機器があればなるべくアンプへと繋ぎたい。しかし、最近はHDMIのみ備える機器もある。音声単体で出力できても、同軸デジタルでなければアンプに入らない。「OPTICAL(光デジタル)」しかなければ変換器が必要。それが多数となれば音声信号のセレクターも必要になってくる。ケーブル類も煩雑になってきそうだ。

ということで、最も簡単に、シンプルに配線できる方法として「HDMI内の音声と映像を分離する」方法はないか考えました。こうすれば、出力する機器からはHDMIケーブル1つのみ、分離器からはアンプへ繋ぐデジタル信号が出力されるので1本だけで済みます。配線も少なく簡潔です。

これに合致する商品を探しました。複数のHDMI入力を備え、同軸デジタル音声を単体で取り出してくれる機器。

そこで見つけたのは「400-SW015」という製品でした。というより、あまり類似品が無く選択肢が少なかった。


サンワダイレクト HDMIセレクター HDMI切替器 4入力×1出力 光、同軸デジタル出力付き 3D対応 リモコン付 400-SW015 (amazon.co.jp

簡単な商品解説

400-SW015

商品の詳細はサンワダイレクト公式サイトで書かれていますが、一応ここでも簡単に解説。

HDMI入力が4つ、出力は1つで切替器としての使い方もOK。3DやHDCPにも対応

まず、HDMI入力端子(Aタイプ)を4つ、HDMI出力端子(Aタイプ)を1つ備えています。

HDMI切替器としても利用可能で、切り替えはリコモンで操作します。自動切り替えはせず、すべて手動な点に注意。
出力する機器に反応して自動で切り替わるわけではありません。人によっては不便であると思うかもしれませんが、私の利用状況では逆に手動切替であったのは助かった部分です。機器を同時に操作していることも多いので、任意に出力したい機器をモニターに出せるのは都合が良かったです。

出力端子はHDMI端子(Aタイプ)が1つ。音声を分離できる機器ではありますが、このHDMI出力には映像も音声データも送られています。音声分離機能が必要なかったとしても、入力されたデータをスルーして出力できますので、通常のHDMIセレクターとしても利用できます。

映像部分は3D映像・フルハイビジョン(1080p)やWUXGAの高画質映像に対応。HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)に対応しているのでレコーダーなどの暗号化された映像も問題なく出力できるみたいです。

音声出力は「同軸デジタル」「光デジタル」「ステレオミニジャック」の3つ

気になる音声出力端子ですが「3.5mm ステレオミニジャック」「同軸デジタル」「光デジタル角形(Toslink)」の3つで出力できます。

「同軸」「光」だけでなくステレオジャックまで付いているのは中々すごいですね。つまり、D/Aコンバーターが搭載されていることになりますが、そこそこの品質を持っているようです。今のところ使う予定はありませんが、直接ヘッドフォンなどを刺せるのは面白いです。パソコン用モニターだとモニターにスピーカーが付いていないことも多いので、そういった場合に使用できるでしょう。(リモコンで5.1chに設定すると音声スルーアウトが可能になるみたいです)

音声は「2ch」「5.1ch」が切り替えられます(変換機能はありません)。DTS Digital、Dolby Digital(DTS-HD、Dolby True HD)に対応。光デジタル、同軸デジタルでの音声出力は「192k/24bit」まで対応しています。ハイレゾ音声もばっちりです。

ハイレゾ音声の再生について注意点

コメントよりご指摘いただきました。情報ありがとうございます。

今回はパソコンとプレイステーション3(PS3)を本製品に接続してモニターへ出力することを考えています。

通常、モニターへ出力する機器があった場合、DDC通信(Display Data Channel )と呼ばれる通信を用いて、モニター側の解像度などを調査し、適切な出力になるよう自動調整する機能が備わっています。その他、色深度や周波数、そして音声データ入力に関することも調査します。

ただ繋ぐだけですべて適切な出力をしてくれる、いわゆるプラグ・アンド・プレイが実現しているわけです。

ただ、今回のように “1つの装置を使って” 音声はプリメインアンプへ、映像はモニターへとなっている場合、このDDC通信により「モニターの方の仕様に合うよう」音声が出力される可能性があります。

今回は以上のような配線を目指しますが、このように配線すると以下の様な現象が起きます。コメントをそのまま引用いたします。(A-70は当方が利用しているプリメインアンプです。)

HDMI接続では、HDCP認証の他に、受け側機器とDDC通信を行い、受け側機器の仕様でHDMI出力される、これが大原則となります。

従って、書かれている接続図では、HDMI受け側機器は音声入力付モニターのみですから、モニターの音声仕様でHDMI出力され、それが同軸に分配されて A-70 に入力されることになります。

つまり、モニターの音声仕様の上限がCD品質ならば、ハイレゾ音源やBDを再生しても、CD品質まで落とされて A-70 に入力されることになります。

>>本記事のコメント「七氏 さん」より引用・提供

DDC通信により、折角パソコン側でハイレゾ音声を再生しても、モニター側が対応していない場合、こちらに合わせてCD音声まで落とされている可能性があるということです。

モニターの音声入力対応状況
▲クリックで拡大

現在私が利用しているモニターのプロパティです。「HDCP」「チャンネル」「ビット深度」「サンプルレート」の対応状況が書かれています。このモニターでは「2チャンネル」「24bit」「48.0 kHz」の音声まで入力できるようです。よくハイレゾにある「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」には対応していないので、このモニターで音声出力する場合はこの部分で注意が必要です。

パソコンの方はUSB接続でアンプに出力しているので、今回のケースでは特に影響はなかったみたいですが、今後機器を増やす場合は留意したいと思います。

世の中には「EDIDエミュレータ」なる商品もあるようで、その商品にEDID(ディスプレイ情報)を記憶、DDC通信が定める内容(EDID)を強制的に変更させることができるようです。こうすればハイレゾ仕様のモニターであると認識させられるので問題が解決するようです。以下の商品をご紹介されました。

中々一筋縄ではいきませんね。大変勉強になりました。

なお、PS3初期型では「BD固有仕様でDDC通信に関わらずハイレゾ出力」できるようです。

簡単な用語解説

このようなニッチな商品を求めている方には承知の事柄かもしれませんが、「どんな商品なのか」という興味でこのページを見ている方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に用語解説をしてみます。わかっている方はスキップしてください。

HDMI

High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース) の略称。
映像と音声をデジタル信号で伝送する通信規格です。2002年12月に策定されました。

映像と音声のデジタル信号を同時に1本のケーブルで送ることができるのが最大の長所です。三色端子などが別途無くてもこれ一本あればレコーダーを使ってテレビで映画などを見ることができます。また、完全なデジタル伝送となっているので、理論上伝送中にデータが改変されることはなく劣化しません。

映像と音声がデジタル信号として同時に伝送されているので、私は「何とか分離できないか」と考えたのです。

同軸デジタル(COAXIAL)

S/PDIF(Sony Philips Digital InterFace、エスピーディーアイエフ)と呼ばれる、映像や音声をデジタル信号として転送するための規格があります。この規格の中で、アナログ音声端子と同一形状のRCA端子を用いたものを同軸デジタル音声端子(COAXIAL:コアキシャル)と呼びます。このような音楽用同軸ケーブルのインピーダンスは75Ωであることが慣例化しています。

後述する光デジタルもS/PDIF規格内のものなので、伝送されているデータ自体は同じ。

光デジタル(OPTICAL)

同じくS/PDIFの中で規格されている端子、光デジタル音声端子(OPTICAL:オプティカル)のことです。

ケーブルに光ファイバーを使うためOPTICAL(光)という名前が付いています。さらに光デジタル音声端子には、ヘッドフォン等よく利用される一般的なミニプラグと同じ形状の丸型コネクタ(光ミニプラグ)と、東芝が開発した四角形の角型コネクタ「TOSLINK(トスリンク)」があります。例えば、SONYの PlayStation には TOSLINK と書かれた端子が備わっていて、光デジタル信号を出力できるようになっています。(正確にはトスリンクはデバイス全体の総称。なので丸型端子のトスリンクもありますが、通常は角型。)

上記同軸デジタルと同じS/PDIF規格内のものなので、伝送されているデータ自体は同じ。

HDCP

「High-bandwidth Digital Content Protection system」の略称。いわゆるコピーガード。

映像再生機からモニターへ出力する際、デジタル信号を暗号化して不正にコピーされるのを防ぐための技術です。Intel社などが開発しました。HDMIやDVIなどのインターフェースに用いられています。これに対応した再生機器、ディスプレイなどを使用していないとHDCPによって保護されていコンテンツは再生できない可能性があります。

レビュー

箱の中身

箱には、「本体」「リモコン」「アダプタ」です。当たり前ですが、HDMI端子などのケーブルの類はありません。
追加のHDMIケーブルや音声ケーブル等は別途購入してください。

HDMIケーブルと同軸デジタルケーブル

上がHDMIケーブル、下が同軸デジタルケーブル(COAXIAL)です。
同軸デジタルケーブルはオレンジ色が付いていることが目印ですね。(ブルーであることもあるみたいですが)

LEDライトがめちゃくちゃ明るい

LEDライト

ライトが付いている状態です。

Amazonや楽天などあらゆるレビューサイトで言われていたことなのですが「LEDライトが明るすぎる!」
昼間でも中々目に触りますし、夜に部屋のライトを消そうものならこの商品のLEDライトだけで足元が見えるくらい。

LEDライトの明るさ

カメラで夜撮ってみました。
カメラの設定によってはいくらでも明るくできますが、なるべく見た目に近い状態に編集しました。
実際これくらい明るかったです。左はリモコンですが、その文字が見えるくらいです。

減光シールを貼るなど対策が必要になるかもしれません。私は目立たないところに置きました。
因みに、起動しているときはLEDのライトがなぜか「青紫」です。OFFにすると「赤」のライトが1つ点きます。

設置してみた

設置画像

・右下のHDMIケーブルが「INPUT 1」で、パソコンから来ています。
・左下がHDMIケーブルが「INPUT 2」で、現在はPS3からきています。
・左上のHDMIケーブルが「OUTPUT」で、出力したいモニターへ繋いでいます。

・オレンジ色のケーブルが同軸デジタルケーブルです。これはアンプへ繋がっています。

配線図
▲現在はこんな感じに配線しています。

操作してみた

まず目的である「音声は分離されたか」ということですが、うまくいっているようです。
1つ懸念していた「分離する際に遅延は無いか」ということですが、こちらも問題ありません。

普段は音声がUSB出力のパソコンですが、テストのためHDMIから音声も出力してみます。映像は問題なくモニターへ出力されました。「400-SW015」によりHDMI内の音声が分離、アンプの方へもちゃんとデータがいっているようで、アンプに繋いでいるヘッドフォンから音が聴こえてきました。極端な音質の劣化もなさそうです。ノイズは入っていません。

PS3からも出力してみました。リモコンで「2」をセレクト。モニターの画面が切り替わり、PS3の画面となります。音声もアンプへ送られているようで、ちゃんとゲームの音が聴こえてきました。PS3で設定できるほとんどの音声出力設定にチェックを入れても大丈夫でした。遅延も感じられず、本来の目的としては大変満足な動作をしています。

(※因みに、PlayStation 3やPlayStation 4はOPTICAL端子(Toslink)なら付いていますので、変換器があれば当アンプに繋がりますが、今後色々機器を増やすとケーブルも煩雑になりますので、今回のようにHDMIから音声を分離しようという発想をしています。)

映像が切り替わるまで「5秒」ほど時間がかかりました。
私はそこまで気になる時間でもありませんが、気になる方はご留意ください。音声を分離する以上、通常のHDMI切替器よりは遅いと思います。

まとめ

目的は達成できたので大変満足しています。

今はパソコンとPS3だけですが、今後PS4も買いたいですし、Chromecastやその他の端末からHDMIで出力する場合は全部これに繋げてみたいと思います。ケーブル類も最小限になりますし、リモコンの操作1つで映像と音声が同時に切り換えできるのですから便利かと思います。

結構ニッチな要求かとは思いますが、こういった製品が欲しい方はぜひ。LEDライトが明るすぎますが、まあこれは何とかなるでしょう。

▼ 更新履歴

  • :ハイレゾ音声再生の注意点について追記
  • :初出
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この記事を書いた人

長野県在住。化学系の学科へ在学後、現在は植物の生産を仕事にしています。このブログは趣味と実益を兼ねて、仕事の合間に書いています。農家ではありますが、ECサイトの管理なども業務として行っています。

最近はカメラにも興味がでてきました。商材写真の撮影なども勉強したいところです。カメラ系の記事も書くかもしれません。

コメント

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コメント一覧 (20件)

  • 通りすがりで、遅い時点での書き込みで申し訳ありません。
    同軸接続できたというお話ですが、少々気になる点がありましたので。
    >光デジタル、同軸デジタルでの音声出力は「192k/24bit」まで対応しています。
    >ハイレゾ音声もばっちりです。
    余計な事かもしれませんが、A-70 という高級ステレオアンプを購入されているので、以下の留意点があります。一見すると便利に見えますが、実は落とし穴もあります。
    HDMI接続では、HDCP認証の他に、受け側機器とDDC通信を行い、受け側機器の仕様でHDMI出力される、これが大原則となります。
    従って、書かれている接続図では、HDMI受け側機器は音声入力付モニターのみですから、モニターの音声仕様でHDMI出力され、それが同軸に分配されて A-70 に入力されることになります。
    つまり、モニターの音声仕様の上限がCD品質ならば、ハイレゾ音源やBDを再生しても、CD品質まで落とされて A-70 に入力されることになります。
    モニターの音声仕様をご確認ください。パソコンのハイレゾ再生は、品質が落ちている可能性があると思われます。
    一方のプレステ3は、BD固有仕様でDDC通信に関わらずハイレゾ出力できたと思ってください。
    400-SW015 だから可能になったのではなく、プレステ3のBD固有仕様でハイレゾ出力できたと考える方がよいでしょう。
    原則的には、接続図のような形だとモニターの音声仕様に左右され、ハイレゾデータを流せるとは限りません。ご注意を。
    ちなみに現在、HDMI音声にフルフォーマットで対応できるアンプは、HDMI入力があるDSD対応AVアンプのみです。

  • 情報ありがとうございます!
    なるほど、この場合モニターの方の仕様に音声データが合うようになっているということですね。
    納得いきました!ありがとうございます。
    今回この商品を購入したキッカケなのですが、今後増えることが予想されるHDMIのみで
    出力ができる機器を何とかアンプの方にも、かつ配線を少なくして入力できないか、
    を目的として導入してみました。実際、本当に繋がるかどうかは確認しますが、
    Chromecastなどもこれを通して使えないかな?と少し考えています。
    今のところ、PS3に関してはハイレゾ出力ができていそうという認識でよいでしょうか。
    そうなってくれていれば、たぶん今の状態なら私の希望通りの動作にはなっていると思います。
    といいますのも、実はパソコンの方は別途USB端子を使って音声は直接
    アンプに入れています。パソコンの方ではモニターへの音声出力は無効にしてあるので
    この場合はモニターの仕様は関係無いと考えています。普段はPCオーディオがメインなので。
    (WASAPIやASIOを使って一応確認はしていますが、これはいいんですよね?)
    今のところHDMI分配器としての役割のほうが強い感じですが、
    ハイレゾ入力ができているかどうかということは今後注意深く確認していきたいと思います。
    勿体ない状態になってしまった場合は、その時は音声は音声でセレクターを買う方向でいきます。
    貴重な情報ありがとうございました。

  • 返信ありがとうございます。
    自分にとってもホットな話題でした。自分の場合、400-SW015を使い、BD/SACDプレイヤーのHDMI出力を、ONKYO A-5000R に同軸入力しています。その際、先の原則に縛られ、そのままではCD品質でしか聴けませんでした。そこで、400-SW015とモニター間に HDMI EDIDエミュレータ なる機器を挿入、DDC通信で定める内容(EDID)を強制的にハイレゾ仕様に装うことで解決しました。
    [400-SW015] ← HDMI ← [BD/SACDP]
    [400-SW015] → HDMI → [TDMS-EDID] → HDMI → [モニタ]
    [400-SW015] → 同軸 → [A-5000R]
    >PS3に関してはハイレゾ出力ができていそうという認識
    PS3には初期型と後期型があるようで、初期型であれば可能です。初期型では、DDC通信の内容に関わらず、SACD/BD再生時にハイレゾ出力可能という嬉しいバグがあったようです。結構騒がれ、今でもPS3初期は手放さない人がいるようです。後期型やその後のPS4がどうなっているかは情報の持ち合わせありません。興味がお有りなら調べてみてください。
    ちなみに、自分のようなユニバーサルプレイヤーの再生では原則通りの動きをしますので、工夫がどうしても必要になります。
    パソコンの方はUSB-Audioメインということで、それなら何の問題もありません。ハイレゾ音源を存分に楽しまれてください。
    >(WASAPIやASIOを使って一応確認はしていますが、
    カーネルミキサーを通さないので高品質を維持しますから、その方法でよろしいと思います。
    HDMIは何かとややこしいですよね。接続先は何かまで考えないとダメだし、単に聴きたいだけなのに普通にそれができないのですから、結構いやらしいと痛感しました。
    ではまた。

  • 再追伸:
    どうも誤字が多い様ですいません。歳でしょうか、、、
    A-5000R → A-9000R です。
    申し訳ありません。

  • こちらこそありがとうございました。
    HDMIが何となくPnP的な動作をしているのは直感でわかっていたのですが、
    ここまで制限を受けるとは知りませんでした。よい勉強となりました。
    今回のことに関しては記事にも追記いたしました。
    EDID エミュレータを途中で噛ますことで一応解決の見込みがあるのですね。
    中々一筋縄ではいきませんね~勉強になりました。
    信号保持器、中々面白い機器ですね。また機会があれば購入を検討したいと思います。
    PS3は、確か初期型だと記憶しています。発売してすぐ買ったやつだったはずなのでかなり古いやつです。
    ちゃんと調べればわかると思うのでまた調査してみます。
    WASAPIは、正確には排他モードと書くべきでしたね。こちらは結構便利に使わせてもらっています。
    今回は貴重な情報ありがとうございました。

  • 突然失礼します。
    このセレクターの5.1ポジションはモニターと強制同期されないのかもしれません。
    プレーヤー、セレクターを2cnで設定し、デジタル接続したピュアオーディオセットから音声が出力されていることを確認した後にセレクターを5.1に切り替えると、デジタルからはオリジナルクオリティの音声が出ています。
    私の場合は5.1のままにしておくと、音が出なくなったり雑音が入ったりしましたので、面倒ですがいちいちこの手順で再生しています。
    DVDオーディオ、Blu-Ray、BS放送にも 今のところ有効です。
    偶然でなければお買い得な商品です。

  • お返事が大変遅れてしまい申し訳ございません。
    現在、職種の関係上この時期が最も忙しい時期のため、記事の更新やお返事などを一定期間お休みしています。
    本製品のみでもやろうと思えば音声の制限がかからない方法があるかもしれないということですね!
    確かに、この商品の解説を見ると「5.1chはスルーアウトする」と書かれているので、切り替えのタイミングで音声信号がモニターを参照できなくなったためスルーアウトしているのかもしれません。(予想ですが)
    裏技的なものかもしれんが、貴重な情報ありがとうございました。
    こちらも機会があれば試してみたいと思います。

  • 失礼します。
    お尋ねします。
    七氏 さんの接続ですが、[BD/SACDP]で、SACDをお聞きになる際、モニターの電源はOFFのままでも音楽は聞けるのでしょうか?
    と申しますのは当方はTVと[BD/SACDP]をHDMIで接続しており、SACDを聞くだけのために、態々TVも点けなければならないのは無駄だと考えているからです。
    BDの場合は勿論、モニターが無いと視聴できませんので困りますが、上記を回避する何か具体的に良い方法をご存じでしたら、ご教示頂けませんでしょうか?
    また、[400-SW015] → 同軸 → [A-5000R]ですが、これは具体的に[400-SW015]の出力と [A-5000R]入力は、それぞれの音声出力と音声入力でしょうか?
    お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

  • コメントありがとうございます。
    私はまだエミュレータを通しての環境にはしていないので、申し訳ございませんが当方では検証ができません。
    ちょっと調べてみましたが、この手の商品を使う方はやはり映像と音声を分離して「映像をよい音で楽しむ」という用途で多くのレビューが書かれていますので、音声のみでいけるかどうかはちょっとわからなかったです。
    HDMIの規格上、音声のみの伝送は難しそうですが(映像だけというのはできる)、EDID エミュレータがモニター情報も一応保持してくれるので、これを噛ませばできるかもしれません。ただ、こればかりは実際やってみないとわかりません。
    どうしても不安ならばエミュレータを作っている会社に問い合わせてみるのが確実かと思います。
    うまくいくようでしたら、配線は[400-SW015]の音声出力から[A-5000R]の音声入力でよいです。
    検証環境がないため曖昧な回答となり申し訳ございませんが、お返事とさせていただきます。

  • HDMIの音声分離について,大変参考になりました。
    自分もHDMIの音声のみアンプに出せればよく,モニターは不要なので,HDMI DACにチープなダミープラグタイプのEDIDエミュレーターを接続して,たぶんハイレゾ出力していると思ってます。
    ただし,このEDIDエミュレーターのEDIDをPCで書き換えてますので,ひと手間かかってます。
    ところで400-SW015ですが,「400-SW015 SACD」で検索して,これを持ってる方のブログを読むと,ハイレゾ出力ができてるようです。
    HDMI出力には何も接続してないようなので,400-SW015のEDIDが対応している可能性が高いと思います。
    この製品を持ってないので確認できませんが,この製品のみをPCに接続して,デバイスのプロパティを見る,又はWindowsのフリーソフトmoninfoで,
    CE audio data (formats supported)
    LPCM 2-channel, 16/20/24 bit depths at 32/44/48/96/192 kHz
    こんな感じでEDIDを確認できると思います。
    失礼しました。

  • お返事が遅れてしまい申し訳ございません。
    ちょっとお仕事の方が忙しくなってきたので、ブログの方に手が回らなくなってきてしまいました(汗
    先の迷人さんのご要望通りの動作が期待できそうということですね。
    エミュレーターがあると結構融通が利くようになるものですね、便利な装置です。
    貴重な情報ありがとうございました。

  • 失礼します。
    お返事頂きながら、ご返信遅くなり申し訳ありません。
    その後、400-SW015と同時にSMSL M3(24bit/192KHz出ているか視認出来るため)も購入しました。
    1.400-SW015とTV(37Z1)をHDMLで接続
    2.400-SW015とUBP-X800をHDMLで接続
    3.400-SW015とSMSL M3を同軸出力で接続。→24bit/192KHzまで出力されているか視認可能な為
    とマニュアル通りの接続です。
    結果、TV画面とSMSL M3の表示が共に「192KHz」と表示されました。
    何故か解りませんが、エミュレータ無で、通常の設定でSMSL M3を繋いだ結果出力されたようです。
    遅くなりましたが、ご報告させて頂きます。

  • お返事ありがとうございました。
    こちらもお返事が遅れてしまい申し訳ございません。
    エミュレータがなくともハイレゾ出力ができたようですね。実はこのコメント欄上部でもエミュレータ無しで出力できたという話をお聞きしています。かと思えばAmazonのレビューではエミュレータがないとハイレゾ出力が出来なかった旨の記載もあったので、何か条件があるのでしょうか。なかなかこの分配器も謎が多い挙動をしています。
    またこちらも機会ができれば試してみたいと思います(^^)/
    貴重な情報ありがとうございます。

  • 失礼します。
    質問させていただきたいことがあります。
    先日、任天堂switchとPS4(今後購入予定)用にモニター(ASUSのVZ249HE)を購入したのですが、音声出力がないことに購入後に気づきました。そこでHDMIオーディオ分離機を購入しようと思い色々見ていたところ、このレビューを見つけました。記事やコメントを拝見させていただいたのですが、こういう知識に疎くあまりよく理解できなかったので恥を忍んでお聞きします。
    1.『受け側機器の仕様でHDMI出力される』『モニターの音声仕様でHDMI出力される』とありますが、モニターにそもそも音声出力が無い場合はこの部分はスルーしてもいいのでしょうか?
    2.400-SW015の通販サイトの対応機種の欄に、PS4slim、PS4Proは動作検証中のため未対応と書いてあるのですが、もし(PS4やswitchを)ご購入されていましたら対応しているかどうか教えていただけると幸いです。
    お手数をおかけしますが教えていただけると助かります。
    長文失礼しました。

  • 追伸
    改めて自分でも色々調べていたところ、PS4・switchともに対応するというレビューを見つけることができました。
    調べ不足でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

  • お返事が遅れてしまい申し訳ございません。
    私はPS4もswitchもないのでネットで調べてみようかと思っていましたが、どうやらできそうなようでよかったです。
    こちらも試してはいないですが、モニターに音声出力がなくても、恐らく分離した後の装置には音声が送られると思います。
    上記のコメントにあるとおり、結構いろいろできるようなので、実際に試してみるのも面白いかと思います。

  • お返事ありがとうございます。
    購入していろいろ試してみようと思います。
    ありがとうございました。

  • 遅い返信すいません。
    かなりニッチなこと故、レスが伸びてるとは思ってもいませんでした。
    やはり皆さん色々悩んでいるんですねえ。
    回答1:
    エミュレータはEDIDを偽装する機器ですから、モニタOFFでOKです。
    ちなみに、当該エミュレータの製品説明にも書かれています。
    >「ソース機器とディスプレイ間に機器が介在している時」
    >「ソース機器とEDID未対応ディスプレイとの接続時」
    >「ディスプレイ未接続時」においても、
    >常時DDC通信に対応します
    回答2:
    [400-SW015]同軸出力 → [A-9000R]同軸入力
    になります。

  • 遅い返信すいません。
    あくまで私見ですが、
    TVのEDID情報に引っ張られた結果と推測します。
    なので、37Z1のEDIDが192kHzまで対応している可能性が高いと思います。
    調べましたが、37Z1はDLNA経由での音声再生が可能なTVですね。
    この辺が対応理由にあるのかもしれません。
    ちなみに、自分の場合ですが、
    PCのモニタ情報では音声48kHzまでで、
    エミュレータなしの場合、96kHz音源を再生してもCD品質のままでした。

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